よくある質問
眼科・アレルギー科など日々の診療に於いて、「知識について何らかのアドバイスを欲しい」という患者さんからの御要望が多数あり、このような文章を編集しました。
あくまで目安であり、「これで大丈夫だ」と判断なさらないで頂きたいと思います。
但し「どうも以前から気になっていた」とか「眼科にいかないと分からないの」とか「医者に行くのはよっぽどでないと」等と思っておられる方には先ずお読みいただくと良いと思います。
その後御自身でご判断下さい。皆さんの御健康に多少の御役に立てたらと考えます。
眼科系の質問一覧
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近視自体は無くなりませんが、常に適切な視力矯正を行うことで成長期であっても急速な度数進行をくい止めることは出来ます。
小児期の「目がしんどい・いらいらする・時折頭痛や眼痛がある」等の訴は、遠視による眼精疲労・調節障害かもしれません。
乱視を矯正すると視力はより良くなりますが、見え方がはっきりし過ぎると余裕が無くなってしまい、よけいに疲れてしまいます。
斜視では一つの物を両眼で見る能力に欠けます。よって何らかの治療が必要です。
視力検査で視力が十分で、赤色と緑色の区別がつくようならば運転免許は取得可能です。
弱視とは、「視覚の発達段階において斜視や強い屈折異常・不動視・視性遮断等の原因により視力発達が阻害された状態」です。
眼科診断名での「眼精疲労」は「目は疲れるが、その疲れを引き起こす原因がつかめない場合」に適応されます。
何らかの原因で涙の減少が避けられないわけですから、外部より涙液の補充を行い、かつ涙液の蒸発を防御するのが一番です。
老眼は近くと遠くを見る能力(調節力)が年齢と共に落ちてくることを言います。
私の個人見解を申しますと、「角膜障害」を考えると、学業を優先するならば「メガネ」中心の生活をお勧めします。
一度作ると十年近く平気で使っている方もおられますが、視力矯正の維持を考えますと随分と障害になる場合があります。