耳硬化症 10〜30歳の女性、白人に多発します。内耳部分に成る音を伝える3つの骨(ツチ骨→キヌタ骨→アブミ骨:耳小骨)の内のアブミ骨の底の部分(アブミ骨底)と内耳の一部卵円窓(前庭窓)との固着により、アブミ骨の可動性が無くな状態です。症状は「両側の難聴(特に2000Hxzの骨導低下)・耳鳴り」等で、思春期の発症・妊娠で増悪・徐々に進行が特徴です。治療はアブミ骨摘出術です。 監修:藤原医院 院長:藤原憲治