慢性(化膿性)中耳炎

大半は、急性中耳炎の慢性化した状態です。
特に緑膿菌や耐性菌(ペニシリン耐性肺炎球菌やメチシリン耐性ブドウ球菌等)の混合感染や基礎疾患として免疫低下状態(糖尿病・血液疾患・腎臓疾患・膠原病等)に合併しやすい事も完治し辛い事が分かります。

症状は、難聴・耳鳴り・粘液性耳漏、時に自然閉鎖が見込めない鼓膜穿孔です。
また耳周辺の骨の特徴である「含気性蜂巣」部の炎症による「発育抑制」が、生じる事も多いです。

治療法は、やはり原因疾患の総合的治療の厳密な継続と局所療法が基本ですが、難聴が進行している重症例では「鼓室形成術」を適応します。この状態なりますと大変厄介です。

監修:藤原医院 院長:藤原憲治