扁桃腺炎

口蓋扁桃腺が最も多く、β溶血性連鎖球菌、ブドウ球菌による感染症です。扁桃腺炎自体は明らかな症状を呈しませんが、慢性の可能性病巣が原因病巣に成り、全身の遠く離れた場所での障害(二次疾患)を惹起する事が問題かつ、達が悪いです。 その遠隔臓器の二次性疾患は、「心内膜炎・IgA腎証・関節リウマチ・胸肋鎖骨関節過形成症・掌蹠膿疱症(米粒大の無菌性膿疱・水疱)等」です。 その為診断において、持続微熱以外に心電図の異常・ASO値上昇(炎症が有る場合増加する検査値)が有効です。治療は薬剤による保存療法と口蓋扁桃腺摘徐術です。

監修:藤原医院 院長:藤原憲治