季節的完治!!
秋の花粉症がここ一ヶ月増悪しています。
特に微熱を伴う事が「風邪ひき」と間違った判断に成っています。
前回もブログに記載しましたが、秋の「花粉症」は目立ちませんが、意外と多いです。
「喘息用の咳」を伴う症例も春の「スギ・ヒノキの花粉症」より高頻度の印象です。
また、リンパ節の腫大(頸部、下顎、口腔内等)も伴う事が有り、本日も
「インフルエンザと思った。」と仰る親御さんがいらっしゃいました。
ご自身のお子さんへの関心の深さ、日々の経過観察の丁寧さには、医師として感心します。
秋の行楽シーズン対策としても、「抗アレルギー剤」の内服と点眼・点鼻を
完了されると良いでしょう。今のところ「スギ・ヒノキ」花粉症は認められて
おりませんので、今後晩秋に至り発症するかも知れませんので、
春の花粉症のある方もご注意下さい。
日本亜熱帯化のなかで、アレルゲンも季節感が無くなってくる傾向にあります。
アレルギーの治療の長期化もこの傾向と同期しています。辛い事ですが、
「どうせ治らないから、ほっておけ」という事には成らないと、思います。
アレルギーに合併症が有った場合、以後の経過に影を落とす事に成るからです。
やはり「季節的完治」を目指すべきでしょう
緑内障・白内障・黄斑変性症から風邪・花粉症・ぜんそくまで、兵庫県川西市の眼科・アレルギー科藤原医院へ!
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