秋のスギ花粉
今年の夏が異常に暑かったので、既に来年の花粉症の心配をされている方々が居られます。
おそらく、今年の比ではないでしょう、一昨年以上の飛散量に成ると予想しています。
仰る通り、前年度の夏の気温に翌年のスギ花粉の飛散量は比例します。
多分この気温ですから、とんでもなく飛散量は増えるでしょう。
しかもこの秋もやや気温上昇した日が続くと秋口に「スギ花粉症」が
かなり出ると予想します。秋にも「スギ花粉」は飛散するのです。
つまり秋の「桜の狂い咲き」と同じ現象なのです。
ブタクサやヨモギの秋の花粉症を治療していたつもりが、
実は「スギ花粉症」であったという患者さんが思いの外多いと言う事です。
診断はやはり採血による「アレルゲン検査」です。殆どの患者さんで
アレルゲン検査で対象となる「アレルゲン」は特定されます。
中には何れのアレルゲンにも反応が無い、いわゆる「ストレス性鼻炎・
アトピー性皮膚炎・喘息」と考えられる患者さんも、秋の気圧変動等で
発症する事も多いです。勿論「黄砂」障害は年々増加して居りますが、
アレルギーと言うよりも「公害」と考えられるのが無難と考えます。
シックハウス症候群と同じく化学物質障害は一応「未知のアレルギー」と
言われていますが、「アレルギー類」と考えてよいのかは、異論も多いです。
緑内障・白内障・黄斑変性症から風邪・花粉症・ぜんそくまで、兵庫県川西市の眼科・アレルギー科藤原医院へ!
この投稿へのトラックバック
トラックバックはありません。