遠近両用メガネ

メガネ処方の依頼が急増しています。またあえて遠近両用メガネ2本持ちの

「近見メガネ」と「遠見メガネ」の別々の処方箋にされる患者さんが多いです。

 最近の傾向として老若男女問わず、「すっきりとして、恰好のいいメガネ」を

希望される方が多いです。その為、メガネのレンズ面積が思いの外「小さ過ぎる」事が

多い様です。これにより「累進多焦点」の遠近両用レンズでは、謳い文句の

「スムーズな遠くから近くへの焦点変化」が実現しないケースが増えています。

つまりレンズの面積と幅が小さく狭い為に、近見時にメガネレンズの下方スレスレまで

追いやられてしまい、本来の多焦点レンズの意味を成さないのです。

肝心な「スムーズな焦点移行」が「見てくれ」重視のレンズ制作の前に犠牲に

成っているのです。この事を解説すると、多くの「老眼鏡処方」希望の患者さんは

「馬鹿らしい。それなら昔からある手堅い、遠近2本持ちにする。」と決断なさいます。

実際後日、「この方が気が楽だ。期待を外さないのが良かった。」と仰います。

 私が変わり者なので「世の中、そんなに都合良くいくはずが無い。」と

平気で患者さんに申しますが、来院される特にご紹介患者さんは「そうですよね。」と

肯定されますので、当院はいつも不思議で温和な空気が広がっています。

21世紀に成って、一層科学が発展しても、人間の進化は追いついては居りません。

我々が科学に合わせないと無理があります。科学の終結としての「メガネレンズ」は

とてつもなく優れていますが、使う我々がより理解しないと「単なる透明な

アクリル板」に成り下がるのです。

緑内障・白内障・黄斑変性症から風邪・花粉症・ぜんそくまで、兵庫県川西市の眼科・アレルギー科藤原医院へ!

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