確実な診断

ここしばらくで目立つのが、「とにかく診てくれ」という小児科症例です。

つまり「保育園で咳をしている子がいるが、うちの子は大丈夫か」とか

「幼稚園で他の子が結膜炎だったらしいが、うつっていないか。」とか

酷い例では「先程電車内で最近まで‘流行り目’だったと言う親子が隣に

乗っていた。自分の子供にうつっていないか診てくれ。」等という症例です。

診察は致しますが、必ず診断がつくとは保証しかねます。

事実対象となる相手(近くの問題になる子供等)の「確定診断は何か」と

「治療内容と治癒転機(治った事)の確定」が不明ですから、

よく「確実ですね」と迫られる事がありますが、判定・確定不能です。

ウイルス・チェッカーを使いますが「80%の陽性率」という検査キットが殆どで、

感染が不確定な事も多いのです。ですから医師が確実にかつ、保障をできる診断は

なかなか着かない事も多いと考えて下さい。

 

そもそもそう言った訴えをされる保護者に共通している事は、「逆にお聞きしますが、

対象になる子供達の病状や診断は彼らの保護者から聞き出してはいないのですか。

一番確実なのは本人の状況を直接尋ねる事です。気が引けると言うならば、

学校施設の教諭に事実を尋ねて下さい。教諭は対象者から聞き取りをする義務が

ありますし、保護者は尋ねる権利があります。医師には親権は有りませんので、

必ずしも学校側が尋ねて事得てくれるとは限りません。」と私が答えると、

すごすごと引き下がります。他人任せにせず、我が子が可愛いのならば

自分で事実を聞き出せ」です。医者が全て診断出来るとは限りません。

しかし治療は出来ます。つまり症状があれば、対症療法としての治療は出来ます。

ただ私はあまり乗り気ではありません。

 

自分達で子供たちを皆で守る、その為に情報の共有化を施設毎に

強化される事を切に願います。それと常識ではないでしょうか。

緑内障・白内障・黄斑変性症から風邪・花粉症・ぜんそくまで、兵庫県川西市の眼科・アレルギー科藤原医院へ!

この投稿へのトラックバック

トラックバックはありません。

トラックバック URL