鼓膜の損傷

5月中旬から毎日、「学校健診」の用紙を持って来られるお子さんが

随分と行らっしゃいます。最近は「眼科」以外の「耳鼻科受診」も多いです。


耳垢についての内容が多いのですが、中には「鼓膜の損傷」を伺わせる様な

表現をされている症例も稀にあります。実際「鼓膜が破れている」事があります。

この様な症例は他にも打撲の跡があるかどうか、注意して観察します。

いわゆる「虐待児」を伺わせる状態です。大半は「中耳炎の治療の放置・

遷延」による「鼓膜障害」ですが、稀に「外力による鼓膜の亀裂・損傷」も

おられます。難しい事ですが、学校へ事実の報告と注意喚起を電話にて

行います。後は担当の行政機関と学校との相談であり、必要であれば

保護者との行政側の面談に至ります。


川西ではお一人ありましたが、転倒による鼓膜損傷でした。とても神経質な話ですが、

避けては通れない事柄です。我々の様な医院でも今後は出くわす事が

増えると予想します。

緑内障・白内障・黄斑変性症から風邪・花粉症・ぜんそくまで、兵庫県川西市の眼科・アレルギー科藤原医院へ!

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