長引く咳
喘息が続いている患者さんが多いです。
ひとつは風邪喘息、もう一つは花粉症合併喘息です。
花粉症合併喘息は先ずアレルギーの一般的治療と呼吸障害の改善を行うと
殆どの患者さんが直ぐに良くなります。しかし冬場に風邪をひいてその後、
気にしなければ本人も容認してしまう程度の「咳」が何か月も続く喘息患者さんは
要注意です。喘息治療を中心に行い、微熱が無いか・感染症は完治したか等の
肺炎合併と完治を目指します。その後風邪が完治してからも咳が一月以上も続く場合、
「風邪喘息以外」の事を疑いましょう。単なる気管支炎であれば有り難いですが、
時に「腫瘍・膠原病・特殊な肺炎等」を疑う必要があります。当然リスクファクターは
「喫煙・飲酒」と言った発癌物質や影響因子です。特に喫煙者は
COPD(慢性閉塞性肺疾患)の可能性が常に付き纏いますので、なるべく
「禁煙」をお勧めします。
緑内障・白内障・黄斑変性症から風邪・花粉症・ぜんそくまで、兵庫県川西市の眼科・アレルギー科藤原医院へ!
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