初診の花粉症患者さん
毎年症状の酷い花粉症の方は、既に受診されていましたが、
ここ数日初診の花粉症患者さんが急増しています。
しかも「今年初めて花粉症になった」という方の症状の複雑さは類が無いかもしれません。
多くの患者さんは「くしゃみ・鼻水・鼻詰まりと目の痒み」のみを訴えての来院ですが、
意外と多いのは「咽喉の違和感、特に何かが喉の奥をはっている(動いている)様だ」や
「耳の穴が痒くてたまらない。麺棒で擦っていたら出血した」や「顔面のアトピーが急生じて、
顔が腫れ上がり目が開けられない」や「舌の感触が変で、鼻水が出だしてから味がしない」や
「鼻を噛み過ぎて耳鳴りが止まらない」といった様々な症状が「くしゃみ・鼻水・
鼻詰まりと目の痒み」の後に来きます。確かに重症患者さんに多い症状ですが、
徐々に症状の複雑化した方がこれまで多かったのですが、本年はいきなり副症状が
初発するのは私のアレルギー科歴約10年の中でも稀です。
紹介で受診される患者さんが多いのですが、自分でも「ほんとに花粉症なのか」と
理解できないようです。実際、副症状の方がメインの患者さんが半数以上を占めています。
原因は不明ですが、どなたも通常のアレルギーの治療で改善しますが、
「難聴気味」の患者さんは複数個所受診後で時間がかなり経っていましたので
大学病院を紹介しました。
緑内障・白内障・黄斑変性症から風邪・花粉症・ぜんそくまで、兵庫県川西市の眼科・アレルギー科藤原医院へ!
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