検査受診はお早めに!

 

また難聴の事ですが、高齢者でないのに「数ヶ月以上聞こえが悪いのを

放置していた。」という患者さんが多いです。

実際は治療の機会を大幅に逸しているかも知れません。


 前回の「高音域感音性難聴」でも記載しましたが、

「聞こえ」はなかなか改善し辛い問題です。

視力同様、五感というのは人間にとって大切な情報機関です。

昨今視力が五感全体の80%近くを占めると言われていますが、

聴力は次に大きな割合を占めています。

つまり忙しいのは分かりますが、先送りしていますと

年齢に見合わないような「難聴」に至り、残りの人生を

「難聴」と共に送らないといけない事が起こりえるという事です。

 

 移転後、数例来られている患者さんで、全例大学病院含め総合病院の

耳鼻咽喉科に紹介状付きでご紹介いたしましたが、

既に全員「聴力の改善見込みなし」の返答を頂いております。

手遅れであった、という事です。

 

 当院で十分な事が出来るとは言えませんが、

先ずは「早々に検査受診」をお勧めします。

少しでも不快な事にならないように、致しましょう。

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