カラーソフトコンタクトレンズ

 

師走に入り、コンタクトレンズ処方希望者が増えました。

しかし「度数矯正が無いカラーソフトコンタクトレンズ」を使用してきた患者さんが、

初めて「きちんとした診察と装用指導を希望」して来院される事が増えています。

つまり彼らは「診察を受けずに、ネット等でコンタクトを購入し、

装用指導を受けずにコンタクトを使用してきた」という事を告白しているのです。

 どうも当院では私が随分と頭が固い人間なのに、

「何とかしてくれる」と思われている節が在り、上記の「困ったちゃん」達が、

「へへへ、すいません。診てもらえませんか。」と来院されますから、

本当に私が「困ったチャン」になっています。

 

 以前は「視力矯正を必要としないコンタクトレンズ(多くはカラーコンタクトレンズ)は、

雑品扱い」とされ、有名な大型商業施設やネットショッピングセンターでの

購入も可能でした。昨今は規制されていますが、海外のネットショッピングでは

今放置状態でしょう。職員さんしかネット見ないので、通販サイトを開いて

見てみての印象ですが、おそらく「物品の個人販売代行業」といった内容の

サイトが多いです。

 彼らに尋ねると、到着商品の箱には一緒に但書らしき用紙が同封されていて、

「何かあれば直ぐに使用を止めて眼科受診をして下さい。」といった文章を

書いた同意文書があった様です。全員捨ててしまい不明ですが、

「業者としては使用者=依頼人に、良識の範囲で注意事項を告知し、

同意文書も同封しているので、それ以上は関与しない」という立場を

表しているのだと考えます。

 

 他にも色々ある様ですが、皆さんも常識の範囲でじっくり考えてから

行動されるようにして下さい。

緑内障・白内障・黄斑変性症から風邪・花粉症・ぜんそくまで、兵庫県川西市の眼科・アレルギー科藤原医院へ!

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