問診の重要性

昨日は困まりました。疲労困憊。

 

白内障治療の後期高齢者が来院。

本人は「視力低下」でメガネ処方希望でした。

しかし高眼圧症を放置していての視力低下(むしろ視野欠損による視力低下)であり、

しかも三大疾病は勿論、不整脈と心筋梗塞でバイパス手術を受けている事が発覚。

さらに主治医とそりが合わず、半年以上治療放棄。

これでは点眼処方が出来ず大変な副作用と向き合う事になります。

全く本人は「何で目医者で根掘り葉掘り聞かれるんや。

内科はどうでもいい。メガネを作れ。」と怒鳴り散らされました。

たまたまお孫さんが同席されており、

「眼圧を下げる目薬は、不整脈や喘息があると使えないんです。

しかも治療していません。心臓のバイパス手術後は血栓対策で

低用量のアスピリンを継続的に内服しているはずで、

勝手に中止するとバイパスが血栓で詰まり、

心筋梗塞再発で死にいたる事もあります。何とか内科治療を継続しましょう。

また血圧の御薬には眼圧を下げてくれる物もあり、

内容が分かると本人が得をします。何とかしましょう。」と

無難にキサラタン点眼を処方するだけにして、

主治医に紹介状を出し、お孫さんに同伴して貰うようにしました。

 

患者さんは21世紀になっても「たかが眼科」と決めつけて居るんでしょうが、

あらゆる治療がリンクしている現代では

問診漏れ」で取り返しがつかなくなる事もあると

十分患者さんも認識すべきだと再認識しました。

個々人の問題ですが、「素人だから分からない」では、通らないのです。

緑内障・白内障・黄斑変性症から風邪・花粉症・ぜんそくまで、兵庫県川西市の眼科・アレルギー科藤原医院へ!

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