スギ花粉症 治療
新年開業再開以来、体調は宜しいのですが、潜在病状が問題となり掛かり付け医と専門医複数人との話し合いで、今後の対策が話し合われて居ります。なかなか厳しい内容であり、医師であり患者である私にとって如何ともし難い時間が過ぎて居ります。
しかし現在昨年とは打って変わった重度のスギ花粉症の発症と日々取り組んで居り、こちらも思いの外難渋して居ります。寒い日が続いたため、患者さんの受診タイミングが遅れ、見切り治療を逃した患者さんが事前連絡なく直接受診されて居り、診察の間配りが出来ずに困って居ます。常連患者様方は続々と発症前診察に御来院されており、例年通りの状況を作られて居られますが、思いの外「何となく昨年とは違う」とか「今年は酷くなるイメージがある」と仰います。
特に舌下免疫療法や部空粘膜レーザー焼灼法を為さってこられた患者さんの新規診察依頼が見られ、「通院している医者に励まされてきたが、今年はもうやりたくない。」という治療継続不可といった理由での受診があります。しかし新型コロナ・ウィルス感染後の後遺障害患者の治療依頼も多く、ここ3年で多くの治療薬、特に漢方は薬局の在庫切れと製薬会社の生産減での出荷調整が延々と続き、患者さんの依頼に応えられない状態です。当然常連患者様には大変気の毒な状態です。
私も使用薬剤が品薄で使えて居りません。こういった問題が新型コロナ・ウィルス感染により燻り出されただけです。様々な物の国内生産の充実を果たして於くべきであったという警告だと思います。多分混乱が過ぎると一過性の嘆きに成り、根本対策は鳴りを潜める何時ものこの国の不徹底に至るとも思います。食料自給率が物語って居ます。
緑内障・白内障・黄斑変性症から風邪・花粉症・ぜんそくまで、兵庫県川西市の眼科・アレルギー科藤原医院へ!
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