新型コロナ禍

昨今また新型コロナ・ウィルスの第8波到来を騒いでいますが、秋も深まり気温低下、湿度低下が生じると「風邪症候群」に罹りやすく成る事は当然であり、元々「鼻風邪」の殆どを占めるコロナ・ウィルス気道感染の立場からすれば、流行は当然の季節状態です。

 今新型コロナ・ウィルス感染のグレードを2類と5類の何れにするかで揉めていますが、欧米は感染者数のカウントも止めた事で通常のコロナ・ウィルス感染症の別バージョン扱いで対処している様です。中国の様にコロナ・シャットアウトに拘ると全生活活動が遮断される事で社会の疲弊を生む事を止む無しと考えるか、何とかウィルス感染と共存し可能な範囲で社会活動を復活させる欧米方式を取るかです。日本は決められない国であり、他人任せの風潮なので、現在の様な煮え切れない状況は当然と考えます。しかし未来に於いて、日本の芯が通って居ない判断が思いの外成功していたという事に成るかも知れません。当院にも今現在、基礎疾患の問題等抱えていないのに一度も新型コロナ・ウィルスの予防接種をしていないままの受診依頼がかなり有ります。当院は「発熱外来」は行って居りません。新型コロナ・ウィルスの検査キットも用意して居りません。そういったヒト達は電話問合せ等せず、いきなり受診し、自分都合で「何で診ないんや。」と喚きます。当院が「予約診療」医院である事が分からないのです。予約患者さんと当院職員が「新型コロナ・ウィルス陰性」である事を前提に、予約診療は成立しますから、受診依頼ヒトが「確実」に「新型コロナ・ウィルス陰性」を証明する書面か内科での陰性判断を受けていない場合、当院の関係者・利害関係者に最大危険因子に成ると考えられます。受診を拒否する当方の方針に従う義務があると考えます。無理強いするヒトは他の医療施設が休診の水曜日が多いです。先ずは内科で、「新型コロナ・ウィルス陰性」の御確認を為さって下さい。

 自分の事を棚に上げて、他の誠実な人達を不幸に巻き込む体質は、自殺の際の止めに入った人を巻き込んでの自殺に似ています。傍迷惑と言えます。新型コロナ禍は、将来この国の自主性を高めるために教訓になる事件に成ると思います。果たして日本は一皮剝けるのでしょうか。

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