当院の予約診療体制

本日から新型コロナ・ウィルスへの「蔓延防止措置」解除が発布されました。国民の多くが、一安心といった状況です。一方当院の患者様方からは、異論の声が寄せられています。 「一度も新型コロナ・ウィルスの予防接種をしていないヒト達が患者に交じらないか」という、訴えです。 高齢者で基礎疾患合併例が多い医院ですから、当然気になってしようがないと推察されます。同じく基礎疾患を抱えて居られる、或いは大変免疫系に問題がある小児を抱えて居られる患者さんと御家族にも同じ悩みがあると聞き及びます。当院は院長の私が基礎疾患を抱えて居り、ここ2年間で心臓の冠動脈にステント留置を行った「いわくつき」ですから、予防接種の施行不施行には神経をピリつかせております。水際対策を比較的強固に実践して来た事を御理解されての受診・通院を継続されている患者様方が殆どです。ですから、3回打ちを終えた患者様でさえも、「この今後、本当にオミクロン株の変異株に対応出来るのでしょうか。」と心配されています。ここへ持ってきての政府の制限解除、受付の対応が困難を示します。傾向として予防接種をしないヒト達は、「俺たち大丈夫。」とか「元気だから。」だとか根拠の無い妙な自信の持ち主である事が多いです。他は、「副反応が嫌だから打たない。」とか「自分は打たなくても、周りが打ってくれたら感染しないから、自分は打たなくても大丈夫。」といった理解に苦しむ理由付けをするヒト達が殆どです。こういうヒトたちには、科学的解説は通用しませんし、倫理観にも響きません。対処法が見当たらないので、困ります。 予約診療で、基礎疾患を抱えた患者様が中心の施設である事を予約依頼時に申し上げようと職員と話し合いで決めましたが、はたして「蔓延防」取り止め後上記の様なヒト達に通用するのかが気掛かりです。自由は個人サイズで留めて於かれると当方も当方の利害関係者にも迷惑は及びませんが、受診が絡みますと死活問題です。発症者は兎も角、感染状態のヒト達を受けて受診されますと、以後の予約診療に大打撃です。ましてや通院中の患者様方が自由を束縛されます。この様な連鎖を起こし得ることを想像する力が無いのでしょうか。日本人もかつての常識が通じません。

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