「未知」と思う災難

色々な意見がありますが、菅政権はそれなりに頑張って貰えたと感じます。憲法の制限の中、お願いレベルでよくもこの程度の被害に留められたと思います。内閣が今少し突っ込んだ政策を作ろうとしても責任を誰も取ろうとしない現代に於いて限界だと思います。政権が変わろうと大胆な決断は今の政治家に求める事は無理です。
ただ現時点でも感染症のレベルで、新型コロナ・ウィルスを高く扱いすぎなので、一般診療でも対応策が狭められ、つまりは診察出来ない、という状況が続いています。インフルエンザ・ウィルス程度に扱っていたら、感染者は増えていてもδ株の蔓延以前の経済損失と社会的ストレスは今より軽減で来たと考えます。事実日本は一度予防接種が始まると予想より接種希望者が増加して、欧米諸国よりも速いペースで接種人口が7~8割台に上ると予想されます。10から20代の接種希望者の行列は象徴的でした。周囲の圧力もありますが、個々人の冷静な判断が加わると自分だけ取り残される、或いは阻害される事への恐怖が接種による副作用を上回るのが、日本です。ワクチン接種の効果以上に、「皆が打ち始めたから、自分も打たないと何を言われるか分からない。」という同調圧力が科学を凌駕するのです。だから加速化しているのでしょう。まるでトイレットペーパーに群がるオイルショックの状況と酷似しています。医学的には趣旨が違いますが、結果として同調圧力の果てに接種者が増える事は好ましい事です。我々開業医も冷静に診察出来ますし、薬局に処方箋発行を気兼ねなく出来ますし、新患の対応に余裕が出来ます。
これからも同様に未知のウィルス・細菌感染は出現し続けるでしょう。そもそも人類がそこまで山林開発するのか、無計画・無秩序な森林伐採を止めないのかが、論じられるべきです。未開地に侵攻すれば、土着或いは新種の病原体に暴露する事は在り得ます。この愚行を辞めない限り人類が「未知」と思う災難が、自分で招いて阻止できなかっただけという結果に至る事が只々増加するだけだと思います。直近では、新型コロナ・ウィルスのλ株果てはμ株の浸蝕はどうなる事でしょうか。

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