今後のオンライン診療

連休明けのこの状況は、当然の事実です。「自粛疲れ」や「ストレス蓄積」と言って、変異型新型コロナ・ウィルスが急速な感染を示している中での、「過活動」を誰もが肯定でき兼ねます。日本も「お願い」レベルでの感染制御はもはや不可能な「普通の個人主義自由主義国家」に成り下がりました。
当院でも、現時点で、「発熱は無い。喉の不調があるが、自分ではコロナは否定出来る・・・」という依頼が毎日何軒もあります。当院への依頼が全く初めての医療機関依頼のヒトも内科等で受診拒否された上で当院に依頼してくるヒトも含め、3月以降目立つのは「自分は新型コロナに感染していない」と根拠の無いままに断言してくるヒトの如何に多い事か、です。この様なヒトは、ほぼ≒「インフルエンザの予防接種無し」です。医療機関に拒まれる事を前提に、根拠の無い「自分に限っては感染しない」自信らしき感情を医師医療機関に言わないと相手にされないという引け目を感じているヒトの如何に多い事か。あくまで予想ですが、こういったヒト達が今後「オンライン診察」に殺到するのでしょう。非常事態に於いてオンライン診療を国家が許諾するのであれば、理に適いますが、どうもこのコロナ禍以降も適応する様な発言が内閣や国会議員の中に見られる事が問題です。受診確定しますと依頼人は、「患者」に成ります。受診許諾した医師は、どの様な条件下でも余程の事が無ければ、患者の不利益を払拭する義務が生じます。「自分はコロナに罹って居ない・・・」というヒトを患者として迎えるのですから、その後「実は新型コロナ・ウィルス感染者であった。」事が判明しますと、受け入れを承諾した医療機関は当座医療行為を中止する義務が生じます。当院の様に、この様な事態を元々想定していた事も在り、「予約診療」を中心に組んでいる施設では、予定外の依頼を回避する必要が出ます。つまり「予約完了」している「患者様(顧客患者)」への約束の反故が、問題に成ります。実際数年前「術後の多発性大腸憩室からの出血性ショック」で、私が入退院を繰り返した際、予約診療の問題と絆の深さを共に経験しました。昨年「無痛性狭心症と冠動脈不全」で4日程入院した時も、調節が大変でした。当時大幅に人員の変更途中で大きな混乱が無かったこと自体が、平素の対応の盤石さを証明する物でした。オンライン診療と同じく記憶に上らない問題が別にあります。小泉内閣時の「薬局での一類から三類の薬品購入拡大」です。医療費削減の為に、薬剤師と顧客が症状を話し合い、自己責任で薬剤を購入する、という改正です。その後顧客の自由度は上がりましたが、多くの患者さんが「自己責任で後日トラブルに至るぐらいならば、診察を受けて治療される方が確実だ。」と判断され、期待される程の医療費削減に至らず、むしろ高度医療機関への患者集中回避を不完全なものにしてしまいました。その後の事は御存じの通り、「病院への直接受診は別途高額を要する。先ずは近隣の医師を受診し、紹介状を受け、希望の病院に予約確定をしてから受診とする。」に変更されています。「売薬で治らないから、診てくれ。」では、埒が開かない事が増えているのかも、知れません。
なお私は、発信をネット上にしていますが、今もってネットで用を足していません。ワードは使えますが、メールがほぼ出来ませんし、ネット対応はほぼ断って居ます。社会的には、笑われていますが、FAX・電話が主体です。理由は、その場で決済出来るので、結果として楽です。ネットを依頼してくる人達は、自分たちの側の都合で対処しますから、当方の時間の即時性が失われ、実際の情報の旬が損なわれます。新型コロナ・ウィルス感染は旬が大事です。アナログが意外と勝ち組かも知れません。私が自分と発信・創設者側の都合を考え、本や音楽・映像系は、全て書店や楽器屋から直接購入し続けて居ます。ネット通販は今後もしませんし、サブスクリプションは手を出すつもりが在りません。好ましい芸術の躍進は、作り手達にそれなりの収入が手に入る事が基本だと確信します。特に漫画や音楽のサブスクリプションは、質の衰退とヤル気の減退に繋がる様に思います。オンライン診療も医師の思いを損ねると思います。

緑内障・白内障・黄斑変性症から風邪・花粉症・ぜんそくまで、兵庫県川西市の眼科・アレルギー科藤原医院へ!

この投稿へのトラックバック

トラックバックはありません。

トラックバック URL