永い自粛経験での心因性ストレス

とうとう新学年です。昨年同様桜の季節を慈しむ事が出来ないまま、なるべく自粛を継続しないといけない現状が、さすがに辛いです。

永い自粛経験で心因性ストレスが蓄積し、意外な状況を体験されている患者さんが多数居られます。「耳鳴り・めまい・難聴」の組み合わせや単体自覚です。多くの方が、他の耳鼻科で検査上「問題無し、正常。」の診断の下、放浪の末当院に来院されています。耳鼻咽喉科的には診断上異常無しでしょうが、ストレス由来の自覚症状としては問題有りです。問診を続けると本人が無自覚の内に、何らかのスィッチが入ってしまった事が見つかる事も在ります。その点を探ると患者さん本人が「何だ、そうか。」と思いの外、拍子抜けする様な契機で発症していた事が分かる事があります。この点を患者さんと話しまして患者さん自ら「どうすれば解決できると思うか、考えてみましょう。」と促します。第三者からするとイライラする程の単純な解決策であっても、患者さん本人にとっては、「自分で出来たら、既に遣っている。」事でして、御自身の中では、かなりの問題に成長しています。自分で筋道をつけ、解決策に挑む姿勢を促す、しかし心療内科的なアプローチではない患者さんは、行く当てが無いので苦労されます。私も酷いアトピーで袋小路に入り込み長年孤独と共にうずくまって居た頃、皮膚科の教授と同じ様なアプローチで治療の方向性を定めて、ゆっくりと確実に歩むようにしまして現在のすっきりした状態に持って来られました。当然治療は不可欠ですが、悲観的ではありません。新型コロナの中、自律神経の乱れが、これに相当する事が多いです。なかなか手強いです。

一度これまでの治療を全て止めてみて、一つずつ薬剤を足して改善の度合いを判定する方法もかなり行っています。主たる治療薬は切れませんので、その代用品に変える場合相当な覚悟が必要です。場合によっては総合大学病院へ先に御紹介する方が賢明です。しかしそういった高度医療提供している施設からのドロップアウト組の来院に対しては、当院レベルでは、おそらく対処不可能です。これが上記の策と考えて下さい。その為にも当院は「予約診療」を貫きます。御了承下さいます様御願いします。

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