ワクチンに対する国家間の思惑

最近の話題は、「なかなか新型コロナのワクチンが打てないのなら、中国かロシア製のワクチンではダメなのか。」という質問です。この質問は少ないですが、皆さんの苛立ちを象徴する物です。質問される方々は、「当然ファイザーやモデルナ、アストラゼネカが打ちたいが、延々待っていても埒が開かない。それなら今回だけは妥協するしかない。日本に対立する国からでも入れた方が良くないか。」という枕詞を必ず、仰います。正に正論です。問題は医学医療の範疇ではなく、国家間の思惑です。市民国民の不安は何処へやら。

前述の2か国の問題点は、独裁国家である事です。民主共和性であっても今回、国家間の分断が問題ですから、ワクチンをネタに何をして来るか、です。下心見え見えです。しかも困った事に「世界標準の開発と承認手続きを取って居ない。」という事実です。欧米諸国の信頼性は、国家間で暗黙の了解に成り立っている「科学的人道的に正当で共通した約束事」を最低限踏まえるという不文律が基本であり、だからこそ信頼に足るという判断です。自国中心の勝手な捉え方、解釈で独善的な手法を展開されてもどうしようも在りません。判断基準がそもそも在りません。一方的に「俺が安全で良く効くと言ってるんだ。信用出来ないのか。」と脅している状況です。かといって従って彼らのワクチンを接種して、後日生じた副作用や障害を保証する事はあり得ないでしょうし、逆に言い逃れを言い出し、かつ言い掛りだと喚きかねません。若い人たちの言う、逆切れ、です。たちが悪すぎます、国家の体をなさない連中です。のび太とジャイアンみたいな関係でしょう。

しかしこの関係性を「早く何とかしてくれ。」とせっつく国民の立場も妙な話です。普段から製薬会社に十分な研究開発費を保証し、十分な活動を保証しなかったからのていたらくではないでしょうか。ジェネリック推進ばかり言って医療費削減ばかりを謳った事の国内製薬会社の弱体化が、自国ワクチンの開発に2から3週の遅れを喫したと誰も言わない事が嘆かわしいと思います。自業自得ではないでしょうか。国も国民も文句を言っても責任を取らない、この国の現状です。

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