昨今の近視化事情

最近増えているのは、「自宅での仕事(テレワーク)が増えてから、目が悪くなった様に思う。」や「スマフォを使いすぎて、視力が落ちた、しかも目が痛い・熱くなる・ピントが合わない事がある。」といった質問です。大きく視力や調節力や角結膜障害が出ると分かり易いですが、誤差程度であれば見落とされがちです。かつての「VDT症候群」と同じ現象です。

最近NHKで、「近視の進行が止まらない。」事の特集を幾つかの番組でしていました。中でも、小学生に増えている、「日中の太陽光を浴びない事」が原因である事を明言している事が大切です。昨今幼少時から「大人になってからでは遅い。子供の頃からのスキンケア対策として、紫外線の予防が大切。」として屋外での活動を避ける御家庭は多いです。我々の時代では、運動部の部活で真っ黒に日焼けをしている事が当然といった風潮でしたが、50代60代になって問題になっているだけです。遣り過ぎが、問題なだけです。紫外線を必要時間浴びる事で、ビタミンD産生が活性化し、骨形成に寄与しますし、皮膚の強靭化・免疫活性化も図られます。その中に眼球が軸方向に伸びる、「軸性近視」を予防する効果も在るとは驚きです。屋外での活動時間低下は、「屋内でのTVゲーム・YouTubeの長時間使用」にすり替わっているのでしょう。幼少時とてつもなく遠視であった私が、現在10年以上前に作成した老眼鏡を探し出してきて無理なく使える位に近視化している事が最近判明しました。これも今なおパソコンでワードを使い長時間文章を打っているからです。嫌々ながら現代に於いて私でもPCは使わないと対応出来ないのです。この為、眼科医のそして産業医の私自身の「近視化」を経験しているのです。実際2年前の自動車免許更新時、初めて裸眼矯正が0.8づつでした。慌てて職員に視力矯正を依頼し、近視度数を左右とも追加し1.5以上に成りました。引き続き近見視力を測定しましたら、両眼とも45㎝視力が0.8以上でした。つまり老眼が消えたのです。そんな馬鹿な事はありません。屈折条件が変化したのです。事実現在の近見メガネの加入度数は左右共+1.50Dで、20年前38歳で初めて近見メガネを作成した当時の度数両)+2.50Dを下回りました。若返るわけが在りません。NHKの報道は、私にも起こっていました。50歳を過ぎた私にも。
姿勢は悪くありませんし、基本的運動もします。しかし幼少時から日光が嫌いでした。それでも12歳時に、視力矯正不全で「めまい・耳鳴り・頭痛・悪心・下痢・頚肩腕症候群・視力不全」で初めて眼鏡を作成して貰った時に、両眼とも+5.0Dとプリズムレンズを追加で入れた事を覚えています。45年以上経過し通常近見メガネの度数は、状況が変わらなければ、両眼とも+8.0D程度を想定してもおかしくない筈です。計算上両眼の調節力が3.5D向上しているのです。在り得ません。TVでは、若年者から20代の若者についてコメントされていた様ですが、中高年でも「近視化進行」は在り得るのではないでしょうか。そのため、私は「常々、姿勢に気を付けましょう。将来の為に。」と申して居ります。なお42歳から49歳まで京都府立医科大学の研究室で学位研究をしていた時に毎日長時間PCに向かっていました。これも原因でしょう。当時は視力について問題は在りませんでしたが、密かに進行していたのかも知れません。

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