日常になったアレルゲンの感作対策
緊急事態宣言が先送りされて居りますが、昨年と本年のインフルエンザ感染が極めて少ない事とスギ花粉症患者の受診率低下が予想される事との相関性を御説明します。
単純に、体がアレルゲンに感作しない様にしているだけです。「3密回避・手洗いとウガイ・マスク生活」が感作軽減の理由です。勿論例年昨年以降現在までの日々の対策を取り続けると「インフルエンザ・ウィルスに罹らない・様々な花粉症を減らせる」事は間違いありません。正しく「鼻だしマスク着用」をしない事、マスクをしていてもなるべく長時間近接状態で喋らない事、不要な外出は避ける事等、つまりは暴露回避そのものです。マスクの二重着用も同じ事です。当院の常連患者様方はこういう予防策を取って居られても、花粉症を発症される敏感な方が多いので、花粉症の受診率は下がりません。むしろ確実な予防を希望され、手堅い予防治療を望まれ日々御来院されています。新型コロナ・ウィルスと類似した症状を呈するからです。何よりも色々なメディアを通じての情報を取捨選択され、その後当院受診時、私と意見交換し御本人にとって最小限の努力と最大限の効果を引き出す治療法や日常行動を御提案し、実践されるように常々して居ります。
あくまで予想ですが、先の常連様方から「今年の花粉症は嫌な予感は相変わらずするものの、先生としっかり対策を長年繰り返して来たからスギヒノキ花粉症は気軽だし、インフルエンザ予防接種で気は楽だし、新型コロナも怖がることも無く受け止められている。」と評価を頂いています。何より嬉しい御言葉です。有難い事です。この様な手堅い方々が増える事を望みます。
緑内障・白内障・黄斑変性症から風邪・花粉症・ぜんそくまで、兵庫県川西市の眼科・アレルギー科藤原医院へ!
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