極当たり前の事柄

本年も世界中が新型コロナ・ウィルスに翻弄されている中、スギ花粉症がゆっくりと確実に始まっています。しかも憎たらしい事に中国からの黄砂も飛来し、ダブルパンチです。 先週末の雨でも「1週前から、鼻水・くしゃみ・目の痒みが例年の様に出だした。」との電話依頼が増えています。しかも「そちらは、コロナ対策として〝予約診療〟をされているのですね(?)、であれば、子供も連れていきたいのですが、二人分の予約を出来ますか。」といった問い合わせが増えました。元々患者様同士の診察の時間と精度の向上を図りたいという観点で、予約診療を最初からしていました。図らずもこのコロナ禍で、「予約診療」が患者さんと、そのご家族の心に響いたのでしょう。なるべく待合室が3人程度(ベンチの椅子3脚に対し1人)に絞り込み、検査に多くて2人、診察室に1人という、どの単位時間当たりでも、院内に職員と私以外に最大6人迄に留めて居ります。以前からもコロナ禍以降も変わりません。しかも入り口には「自動アルコース手洗い器」を設置して居りますから、手洗いを為さらない方は、アルコール消毒をしなければ入室をお断わりしています。空気清浄機は各部屋に最低1機常備しておりますし、加湿器も同じです。これも以前から変わりません。コロナ禍であるか無いかは、感染症学を中心に学びました私からしますと「極当たり前の事柄」であり、正に日常茶飯です。 可笑しいのは、コロナ・コロナと喚いていても、少しアルコールが入れば、アクリルの衝立をずらして大声で喋っている飲食店に居るヒト達の習性です。老若男女問わず、飲酒が当たり前になった昨今、食事=飲酒を伴う食事ですので、飲酒不可能な体質の私には、酒飲みの生態は迷惑そのものです。ニュース番組もその多くがスポンサーにアルコール系の会社が付いているので、「この際飲むな」とは、言えません。悲しくなる現状です。同じくスポーツクラブを高齢者・男女の寄り合い場と勘違いしているヒト達にも辟易します。私は内科主治医からの指導で必要な運動を毎日行う事を余儀なくされて居ります。この様な人達は、健康維持・増進目的でスポーツクラブに通っていますから、気晴らしでこのコロナ禍で騒いでいるヒト達を見ると、「気の毒に」と感じます。それこそ酒の場に行って好き放題すれば良いのに、と思います。 最近導入した、オゾン発生型空気清浄が各部屋に設置していますが、好評を博しています。

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