新型コロナと今の日本

緊急事態宣言の後、ある程度日が過ぎましたが、政府主導で「罰則規定有りの制限」を掛けなければ、一般国民は「慣れ」してしまい、危機感等何処えやら、です。 新型コロナだけでなく、かつて戦前戦中派の父や祖父が、「初めて米軍の爆撃機が本土に飛来した時は、恐れ戦いたが、毎日戦闘機が警戒に飛来する様になったら、人とは恐ろしいもので、‘今日も来てる。’みたいに麻痺するのだよ。そしてとうとうB-29が焼夷弾を雨霰と降らして行った。飛行機に見慣れた連中は、家裁道具を大八車に積んでいて被災してしまった。爆撃がどんな物か、思い知って空襲警報にようやく従う生き物。それが人間だ。」とよくよく言ってました。同じ事ですが、酷い点数に凝りて、毎日予習しないとまともな点数が取れない、復習はすること自体当然なのに、喉元過ぎれば熱さ忘れるで、また悲惨な結果を目の当たりにする、テストの繰り返しの嘆きそのものです。そもそも、多くの街に出ているヒト達のTVのインタビューに答えている事が恥かしくないのか、です。TV局の人が、「感染の猛威が止まりませんが、どう思われますか。」と渋谷や新宿、梅田や難波の通行人に尋ねる真意を考えろよ、です。「あんたたちが人口密集地の感染密集状態を悪化させ、感染拡大に手を貸しているのだろう。馬鹿じゃないの。」と言われているのです。インタビューに答えたら、世間様に「自分たちは3密回避どころか主要ターミナルへ出かけ感染拡大に一役買ってます。」と顏を晒しているのです。恥だと思わないのでしょうか。日本国の道徳観念・倫理観は地に落ちた、という事です。 成人式の式典に出かける若者の気持ちも理解し難いです。成人は、もはや子供ではない、わけで18歳に引き下げられた事自体大変な負荷です。発言行動にどう向き合うのかを試されるのが大人です。奇抜な服装・密で飲酒・主催者と揉め事等、どこかの国ならば、即連行です。嘆かわしい新年でした。新型コロナに打ち勝つ手段としては、天は「国民の結集を要求している」のでしょう。今の日本には望むべくも無い、事です。

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