早いタイミングで受信を!
コロナウィルス患者増加と降雨のダブルパンチが無くならない中、本年度も自律神経障害の問題が幅を利かせたままです。早々の受診者は対策が打ち易いですが、何軒か回られての初診の方は、治療は難儀です。
タイミングがズレますと結局は、総合病院特に大学病院クラスに紹介する他在りません。そういったヒトに限って、「このコロナ禍に大学病院へ行って大丈夫か。」と喰って掛かってくる事があります。必要な解説をしても理解が得られない場合、「当院でも改善の見込みが厳しいので、最高学府への紹介を説明勧めています。であれば御自身で他施設をお探し下さい。」と断ります。たいていのヒトは慌てふためいて紹介状作成と相手病院の予約承諾を待たれますが、極稀に「分かった。もういい。」と捨て台詞を残して出ていくヒトがいます。短気は損気です。そもそも正にコロナ禍で、総合病院、特に大学病院はその機能能力のため必要以上に国民から頼られており、医師を含め医療従事者は疲弊しています。その為一般外来を継続してゆきたいのに、煽りを喰っている訳ですから、なかなか予約枠を取り難い状況でもあります。ダラダラ悪戯に経過をみて、事態の悪化をようやく悟ってから慌てだす。どこかの国の政治と同じです。好転する機会は多々あったのです。また一発逆転の機会が当院で得られたかも知れなかったのです。みすみす見逃すのは、嘆かわしい。しかし「個人の選択の自由」の下、医者は患者の選択には従うしか在りません。
昨年も同じようなトラブルが集中していました。今年は何かと新型コロナ・ウィルスのせいにして自己肯定を図ろうとする傾向が強いです。責任の転嫁をしても、相手は何ら反応しません。空しいとは思わないのでしょうか。結局自己を守るのは、自己のみです。その人の見解の問題です。
緑内障・白内障・黄斑変性症から風邪・花粉症・ぜんそくまで、兵庫県川西市の眼科・アレルギー科藤原医院へ!
この投稿へのトラックバック
トラックバックはありません。