社会環境の激変ぶりと気象変化への対応策
最近は低気圧性障害の患者さんが多く、予約直前に「めまいが悪化して、今日行けない。」とキャンセルの電話が入る事が時々あります。同じく、自宅待機とリモートワークで、「目の痛み・充血・調節不全が酷い」という主訴で来院される方が目立ちます。
常々記載して居りますが、気象温暖化の影響は凄まじく、「メニエール病(めまい・耳鳴り・難聴)」を今年も大量に引き起こし、「突発性難聴・反復性発作性めまい」も同様に引き起こしています。特に女性はホルモンバランスの不安定性から生じる精神性障害の為に苦しんで居られる症例が常に殆どです。ほぼ心療内科と化して居ります。眼科的問題も仕事における変革により急激なパソコン画面・タブレット画面との個々人の距離の取り方に不慣れである為に様々な精神性障害を来たす事に端を発する症例が殆どです。高齢者が「パソコンは出来ない。」レベルではなく、「パソコンは友達。」といった世代の方々であっても仕事環境の激変ぶりに身体が対応できて居ない事に端を発していると考えます。この様な新型コロナ・ウィルスによる社会環境の激変ぶりと気象変化のマッチングで、全世界の諸症状の振り回され方は想像だに出来ません。兎に角日々基礎体力を増進する事が何よりも大切です。そこへ私が御提案する物は、「座禅」或いは、「マインドフルネス」です。空間の制限は在りません。瞑想の時間を作り、「心を空にする」のです。瞑想までは出来なくても構いません。「心を平らかにする」事です。5分でも10分でも、先ずは何も考えずにうっすらと目を閉じ、ゆったりとした腹式呼吸を行う事です。当院で指導している入浴時の呼吸法を実践する事です。
結果として国公立大学に合格で出来ませんでしたが、京都で浪人中大徳寺関係の方の座禅の会の様な集まりがあり、週1回30分程数か月通いました。自分としては「あれこれ考えない・くよくよしない」とまではいきませんでした、現在もです。しかし「考えを端的にまとめ、実践に移す。検証を行い、早々に修正する。その繰り返し。」を習慣付ける事には成って居り、現在の「客観性・科学性・検証可能性」の基礎になりました。感情をむき出しにしつつ、その傍らで意外と冷静に自己を観察するといった活動をしている事の原点でしょう。入浴中5から10分、瞑想を毎日しています。
緑内障・白内障・黄斑変性症から風邪・花粉症・ぜんそくまで、兵庫県川西市の眼科・アレルギー科藤原医院へ!
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