最近急増している、「目が痛い・かすむ・充血する・違和感がある」の組み合わせ。

 最近急増している主訴が、「目が痛い・かすむ・充血する・違和感がある」の組み合わせです。しかも多くの患者さんが複数医院を既に受診して、改善していないために来院されています。多くは、「乾燥眼(ドライアイの一部)」の症状です。原因は様々です。

 私も含め、コンタクトレンズが装用出来ない位の涙液分泌量の状態を、きちんと検査した上で確定診断として「涙液減少症」とされます。この病名は、なかなか付け辛く、医学的科学的証拠が必要ですので、当院では証明できるように記録を残しております。そこまでに至らない場合、多くは「ドライアイ」と外来診断を受けて、涙液保持を行う粘り気がある点眼を大量に処方されて、その後機械的に処方されるだけ、といった受診歴が続きます。まれに「乾燥性角結膜炎(ほぼシェーグレン症候群:難治性疾患です)」が居られ、治療に難渋する事があります。ほかに内科等で免疫関係の検査診断を依頼し、「膠原病外来」での受診しか道が無い事もあります。当院ではかなり抱えて居ります。新型コロナ・ウィルスによる自宅待機やリモートワークが解除され、急激に元の通勤条件に戻された場合の人間の生理現象(瞬き:瞬目)は戻りきらない事もあり、瞬目減少による涙液保持不全が生じている症例が多い様です。しかも元々の涙液減少状態を認識出来ずに日常を送ってきた方々が、自宅待機やリモートワークに従事するようになり、どうして慣れないのか、眼症状が出るのかに気付いて来院されるケースも多いです。涙液の正常と分泌量を確定しませんと根本治療には至りませんので、要注意です。いきなり付け出したエアコンの人工風による「涙液の奪取」は、毎年深刻で思った以上の補填を余儀なくされます。睡眠にも影響が出ますので、要注意です。医療を開始することで、睡眠導入剤を悪戯に増やす必要が無くなります。

 涙について述べましたが、元々当院では「涙液保持」には慎重に対処してきました。特に「アトピー性皮膚炎・全身の原因不明のアレルギー状態・傷が治りにくいドライスキン」や、「治療抵抗性の副鼻腔炎・それに伴う口呼吸・更に喉の感想や嗄声(声がれ)・呼吸障害性睡眠障害」等の耳鼻咽喉科の問題、「片頭痛・めまい・耳鳴り」といった症状も皮膚表面の「保湿不全」から生じる事が多々あります。つまりは「胃粘膜障害・胃潰瘍・逆流性食道炎」等の粘膜障害にも通ずる「粘膜分泌不全状態」に影響する事も察しが付くと思います。当院では、必ず問診で「皮膚の状態・胃腸の状態」をお尋ねします。こういった関連性からです。見逃すと眼症状だけしか改善できません。

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