制限解除、第二波への対応

 先週制限解除が多くの道府県に言い渡されましたが、週末の人出はいきなり増加しています。これでは逆戻りに成り兼ねません。

 某国の規制解除の直後の再燃を見れば明らかです。「自分は、自分だけは大丈夫。」という正常性バイアスによる暴走。何ら根拠はありません。また某国の大統領府が発布している「国民への自己規制」を全く守らず、トングの使いまわしや密接し大声でしゃべり、地酒を酌み交わす、果ては深夜を過ぎても酒場をはしごする、と自粛疲れでは言い訳にならない行為を国民単位で行っている。大阪は思いの外、結束力がありました。しかし東京は今の韓国と同じ意識です。良くも悪しくも日本人の「同調圧力(他人からの白い目)」が、今大変役に立っています。しかし行きすぎると自粛警察なる過剰行動にもなります。通常の同調圧力はこの新型コロナに関しては、大変役立つ要因と考えます。実際この国民感情が、自分を何より大事にする欧米や中国韓国の国民以上に感染対策や感染死亡者を驚異的に減らせているとも言われています。行政からの「お願い」レベルで、これほどの統制は日本以外では期待できません。自画自賛はよくありませんし、第二波への対応をしなければ成りません。勝ってもいないのに、兜の口紐を緩めてどうするのだ、です。

 5月7日の診察再開後、当院に「こちらではPCR検査を出来ませんか。」という問い合わせが多数あります。内科は標榜しておりませんし、それだけの感染対策は出来ておりません。しかしどうして内科でもないと分かっていても尋ねられるのは、こういったブログ内容や患者様からの評価で、「何とかしてくれるのではないか。」と思われての事でしょう。残念ながら、まずは近隣の内科を受診してください。その際、「新型コロナを疑っている。PCR検査が無理なら、まず採決して白血球を診てくれ。そして胸部のレントゲン写真を撮ってくれ、金は出すから胸部のCTを撮ってくれ。そうすれば判断できると聞いている。」と粘ってみてください。これでも複数個所断られたら、その事実を保健所に申し出て御相談ください。何とかしてくれます。

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