覚悟の下に「恥かしくない行動」を貫くべき

 昨今新型コロナ・ウィルスにより自宅待機で困っているという声をTVニュースで目にしますが、大変ですね。私は元々引き籠り人間ですので、繋がるという欲求・承認の欲求が有りませんので、この状況は自宅での活動加速化に持って来いです。

 人手が在りませんので、時間をずらさなくても買い物に行けるのが有難いです。日本は大半の商品がある程度スーパーマーケットの棚にあるので、助かります。特価の日に定期的に購入していた商品が無くなっていて困ることも、今は減っています。人込みを避けて日用品を買いに行かなくても、問題なく対処できるのでむしろ有難いです。しかし移転後に困っているのは、以前のビル内のドラッグストアでマスクを購入の為に行列を作っているお客さんがとぐろを巻いて人同士の間隔を開けずにいる事です。感染状態の温床です。世界中で「社会的間隔(ソーシャル・ディスタンス)」が叫ばれているのに、50cmも開けずに密集しているのです。しかも誰一人として、間隔を開けようとしませんし、ドラッグストアの職員が指導解説している状況には出くわした事がありませ。私が「注意喚起」している場面に出くわして居ないだけだと、思いたいです。患者様の中で数人が以前その行列に加わっていた事があった様で、「先生が仰るような注意を聞いた覚えがない。」との発言が全員から在ったのでこのようにブログに書いています。以後問題になるかは分かり兼ねますが、徹底した告知を周知徹底していない事を表しているのです。毎日TV報道されている事を他人事のように判断しているヒト達が如何に多いかです。「自分は大丈夫」と根拠の無い自信は、どこから来るのか、逆に怯えと無関心を決め込む事で一時凌ぎに溺れているのか、判断しかねます。今北欧の国で日本とは違った観念で「自宅待機」のみを訴えている国があります。スウェーデンです。しかし首相が繰り返し、「この国は強い、私は信じている。自分たちの責任の名の下に、正しい判断をしてくれ。」と訴えています。果たして同じ事をかつての「美しい国家’日本’」では、当たり前のように実現できたと思いますが、今のようになっては果たしてどうでしょうか。

 欧米並みに性悪説の下、「強制自宅待機」を実行しないともたないのか、スウェーデンの様に、性善説に基づき、「緩やかな自粛」依頼で乗り切れるのか、大変興味深い状況です。かくいう当医院も医療機関ですから、いつの間にか感染者を受けており、知らぬ間に発症者を出しかねない状況でもありますから、予断を許しません。兎に角、後世に「恥かしくない行動」を貫くべきでしょう。覚悟の下に。

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