アレルギー治療

とうとうあと3日に成りました。先週も長期間放置していた副鼻腔炎・アレルギー障害の新規診察依頼が舞い込みましたが、「継続受診の可能性があり、きちんと数日後か少なくとも1週間後の再受診が必要である事が、推察されるので、当院の休診期間に対応出来かねるので、他施設での診察を勧める。」旨解説し受診を御断りしています。

 「それでも診てくれ。」と訴える方は、殆どが「その場限り」のいい加減対応希望者ですので、確実にお断わりしています。中には、「知人からの紹介で、何とかならないでしょうか。」という方々も居られます。この様な方は、取り敢えず診察し、どの様に凌ぐのかを御本人と御相談の上で、対処しています。その場の「思い付き、何の根拠も無く受診希望しただけ」の症例は、「あ、そうですか。」といった返答で、そもそも拘りは在りませんので、助かります。そのヒト達に責任を負わなくても良いので、気が楽です。今年は「スギ花粉」の飛散が気温の問題で遅れたり、止まったりと予測が出来にくいので、かえって無理な治療予想を展開する事が出来ない分、短期的対処を継続する事で患者様方の納得も得られており、思いの外安定し当院では混乱がありません。常連の患者様方は、当方のシステムを熟知して居られますので、個々人のオーダーメード的治療が今季も滞りなく個々人に対し適切に対応し処方出来て来ました。しかし遣っ付け仕事で、適当に診察を求めて来られるヒト達には、長時間の問診を要しその後診察し治療方針を決めますから、再診の確約が得られないヒト達に常連様の貴重な時間を割く事は不可能と判断して居ります。常連の患者様方は、きちんと事前予約を為さっています。再診の確約や当院の事情を把握され、こういった方針も納得の上、受診されています。

 「毎年来てるだろう。」といった自分で勝手に上客と思って居る患者がいますが、当方に於いては、当方の治療方針に即されていない場合、「何の事」扱いにして居ります。事実我々院内の者は、「記憶にない」ヒト達である事が多く、カルテを奥の方から出してきては、一から目を通して初めて、「来てたんだ。知らなかった。」というレベルのヒト達だからです。こういった連中が、「スギの舌下免疫療法をしろ。」とか「今直ぐ、陽性に出そうなアレルゲンだけの採血をしろ。」とか問診では、一言も言ってなかった事を診察室内でいきなり言い出します。「この状況を、ごった返している状況を見て、まともに診察してないのに、良くも言えるな。」と考え、「待ち時間の間で、職員が20分以上掛けて問診をしている時に、‘診察前に医師に尋ねる事は、これで全部ですね’と念押しされたはずだ。診察室では時間短縮の為に、問診内容の範囲で治療戦略を練っている。事前に何故申告しなかった。本日は無理。」と拒否することも度々あります。こういう輩は、全てに於いて自分が「偉い御客様」だと思って居るのです。まるで某国の国民の傍若無人振りと瓜二つです。私は認めません。「診療は、サービス業では無い。消費税を何時徴収したか。そんな事も分からないまま、医院や病院に行って居るのか。」です。学校での勉強の習熟水準がここでも問われます。ましてや「主観と客観」の区別が出来ないのでしょう。

 

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