疲労は様々な原因から
眼精疲労で受診される患者さんで、頸椎障害や腰椎障害の患者さんが随分多いです。
この様な方は睡眠時無呼吸症候群も併発している事が多く、
全体として免疫系の機能低下も合併する事が多い傾向にあります。
私の学位論文は「疲労と睡眠障害・免疫機能障害」でした。
原因が整形外科的な場合、いくらメガネやコンタクトレンズの視力矯正で改善を目指しても、
対症療法でしかありません。
その為、かなりの頻度で整形外科に紹介して居ります。
患者さんの中には「ふざけるな」という表情をされている方も居られますが、
その方も「取り敢えず受診してみて下さい。」と促しました。
昨日返事を持参し、再診されまして、「すいませんでした。姿勢を改善する体操と
内服を貰いまして、定期診察をする事になりました。かなり夕方からの疲れが減り、
ピント合わせが良くなりました。」との御返答。当院で初めてメガネ処方を致しました。
皆さんも、疲労は様々な原因から生じて居りますので、原因探しをするべく、
「いつから、どの部分が、どの様に、疲れるのか」を問診で細かく記載して下さい。
可能ならば御自宅で紙に記載した物をお持ち下さい。
その書面を元に細かく問診をして、適切な治療法を共に探し出しましょう。
緑内障・白内障・黄斑変性症から風邪・花粉症・ぜんそくまで、兵庫県川西市の眼科・アレルギー科藤原医院へ!
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