「花粉症もどき」の鼻炎
寒冷刺激による花粉症もどきが、随分来院されます。
特徴は目の症状が殆どない事です。
また花粉の鼻水より一層さらさらした正に、「鼻から出る水」が大量に見られる事です。
治療は自律神経系の乱れなので、個々人の問診により「アレルギー性鼻炎」の治療をしながらか、全く投薬をしないで対処するかを、患者さんの希望を尋ねながら決めます。
残念ながら、多くの患者さんは思いの外、
「鼻水で息が出来ないのは初めて。鼻詰まりは無いんです。鼻水を直ぐに止めて欲しい。」という要望が殺到し、結局は内服と点鼻薬を処方しています。
普通のアレルギー性鼻炎の治療なので、特にステロイド剤を必要としません。
大半の患者さんは当日の内に「鼻水」は止まっておられます。
「鼻カゼ」の診断で、抗生物質と強い抗ヒスタミン剤でフラフラになっても、
大事な「鼻水」が止まっていない方は「寒冷刺激による鼻炎」を疑ってみて下さい。
緑内障・白内障・黄斑変性症から風邪・花粉症・ぜんそくまで、兵庫県川西市の眼科・アレルギー科藤原医院へ!
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