お子さんの気候変動によるアトピーが増えています。

秋は学校行事が多いので、翌日以降のトラブルが多いです。

皮膚科での治療は、大変有効な治療ですが、時折原因が想定外の事があり、

ある程度改善しているがなかなか完治はしない、という症例が

お母さんに伴われて来院されます。

よくよく問診をしていますと「遠足で仲の良い事共にイジメっ子達に嫌な事をされた」・

「たまたま運動会でペアを組んだ相手が嫌いな子で、負けた事を自分のせいにされた」・

「お母さんが忙しくて、運動会の昼食を自分は１人で食べていると嫌いな子にはやし立てられた」

といった、心因性ストレスから生じたアトピーである事が判明する事があります。

意外とお母さん達には子供は遠慮がちで、本音を言えませんが

中年の熊みたいなオッサン目医者には感情をぶつけてくる子供さんもいます。

そういった子は道が開けます。

当日嫌いな子の事を母親の居る前で言いたいだけ言わせてあげると、

数日後にはアトピーが軽減している例も多いです。

お母さんも気付きやすくなり親子関係も円滑に成りますし、

なにより子供さん本人が「我慢にも程がある、必要時ガス抜きをすべきだ」と

自覚させる事が対アトピーには良い事です。

御家族で考えてみて下さい。

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