師走も半分過ぎました 慢性化した症状の方は受診をお断りする場合があります

師走も半分が過ぎているにも拘らず、「数ヶ月前から○○○」や「数年前から×××」といった、慢性化した症状に対して「何故この時期に、わざわざ・・・」といったヒト達が増えて居ます。その多くは、高齢者で、負担比率が「1割」から「2割」に跳ね上がる年齢に当たるヒト達が殆どです。

 当院は「予約中心」主義であり、複数年来この方針を継続していますから、当然ですが、当日の予約状況に依っては、「受診受付の御断り」を致して居ります。特に「急性期」の症例は何とか致しますが、「慢性化」した症例を年内に再診を確実に行える確信が得られないヒト達を無理をして受け入れる必然性を私は感じません。「これまでに何とかしろよ。いい大人なんだから。窓口負担が増えようが、今現在慌てても必ず改善する見込みが十二分にあるのか、考えろよ。何の為に教育を受けて来たんだ。あまりに勝手気まま、しかも他人任せだ。」という考えでの対応です。診察を請け負いますと当院の責任ですので、なるべく御自身のこれまでの考えをよくよく顧みて、「常識のある対処を全ての面に於いて、行ってきたか。」という個人の哲学が揺らぐようならば、後日に為さった方が宜しいかと思います。実際、こういったヒト達は、科学的思考が困難で、初診後まともな対応をされる事がほぼ見込めませんので、当方は医師として大変恐ろしい状況にあります。その為、再診をきちんと書面で記載し、3重の記述の後、以後の対策は施し続けて居ります。

 その一端と言いますか、予約枠を「連絡無く、勝手に予約に来なかった場合」は、次回からの診察予約は御断りして来ました。ヒトに依っては、「俺は知らんぞ。何処に証拠があるんや。」と喚く事もあります。その際複数の証拠を提示しますと全員沈黙されます。それでも大半は、「受診させてくれ。」と仰って、午前診・午後診の空き時間までじっと待って居られます。おヒトに依りますが、連続しそれなりの対応をされ、当方の信用を得られた方は、その後「予約権利復活」も在り得ます。そういった方々は、それまで大変いい加減であった「問診」に、前向きに誠実に対処される様に成られています。そもそも窓口負担以外を「税金」に頼っている事を忘れて居たり、高齢者であっても全く“知らない”ヒト達が多すぎる事が、根本問題でしょう。つまりは、「誰かが、何とかしてくれる。」という根拠の無い安心が、この国に蔓延している事が原因と考えます。

 

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