漢方薬処方について

低気圧に依る自律神経障害は全く減少しません。しかも来院される患者様の症状の多様性に驚かされます。問診を詳細に行う事で、「恐らく単純な疾患では無いな」と気付きますが、その先がなかなか読めません。一般的な西洋薬による「症状適応薬」を既に他院で処方された上での診察依頼ばかりですから、西洋薬治療の限界を見せられる次第です。問診を一から辿り直すと見落とされていたヒントがみつかり、多少違った西洋薬処方で一気に改善する事はあります。でなければ漢方薬を登場させてのバトルロイヤル状態へまっしぐらです。「良く分からないから漢方」と言われて他施設で漢方を処方されて来たと、良く聞きますが、漢方処方は西洋薬とは別次元での処方根拠を必要とします。思い付きでの漢方処方は危険なだけでしょう。当院では漢方は取り入れて居りますが、「全ての治療を漢方で行う。」事は絶対に有りません。

 現在、未来に向けて、戦場での索敵方法は、「レーダー装置等が主役」ですが、最後の最後は「人の目視」です。妨害工作等でハイテクは簡単にダメージを受けますが、人の目は今なお信頼性が高いセンサーと言えます。「レーダーと人の索敵」は、「西洋薬投与と漢方処方」の関係に似ていると思います。しかも漢方薬は、思いの外即効性があり、「二週間ほどは効果が出るまで様子をみて下さい。」といった表現を医師や薬剤師や一般的に他人が言って居ると患者さん達から聞かされますが、違って居ます。まともに的を得た処方であれば、秒単位で効きます。遅効性でも夜には何らかの効果が出ます。その為、疾患の要求される症状にピンポイントで効果が出るのが、「西洋薬」です。疾患は兎も角、症状が「何であるか」を網羅しての治療効果を狙うのが、「漢方薬」です。根本的には、共に内服しても「効果が相互に作用しあう」謂わば「掛け算効果」には成りません。それぞれの薬剤の効果も「足し算」効果のみであり、漢方は内服を中止しますと西洋薬の効果のみに落ち着くのも検証に有利です。その為、必要時当院では漢方薬の処方も行って居りますが、第一選択は「西洋薬」として居り、他医院と方向性は変わりません。稀になんでもかんでも、「漢方で治してくれ。」という依頼をされるヒト達が居られますが、科学的根拠が優先しますので、希望通りの治療を必ずしも行えるとは限りません。同じく、「他で○○湯を処方されているのだが、ついでに出して欲しい。」とツイデ処方を要求されるヒト達も居りますが、理に叶った処方と判断出来ればむしろ有益な処方であり当方から是非とも内服を勧めますが、診察時点で根拠に欠ける希望であれば当日処方は御遠慮する事も在りますので、悪しからず。ヒトによっては、「何でも聞いてくれると聞いたから来たんや。何で俺の要求に従わんのや。」と喚かれる場合がありますが、ゴリ押しされる場合、先日も警察の出動を依頼し「威力業務妨害」で連行して頂きました。診療内容の不備や医療過誤ではありませんので、保険診療行為の侵害です。多くは睡眠導入剤の要求で、1月分の請求をされたり、心因性ストレス対応の漢方を大量に本人に適応外の処方要求される事が多いです。特に生活保護支給者の無理強いは目に余る事があります。これは年齢性別に優位さが無く、それ故に個々人のキャラクターに依る事が多いと判断し、所属の市役所の担当者と速やかに事態の解説と今後の対処を御相談して居ります。警察に市役所職員、ゴリ押しはよく考えられる事です。

 

 

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