「掛り付け医」

ようやく春の花粉症が終了しました。しかし気圧変動・気温変動による自律神経障害が昨年より増えて居り、難題だらけです。

 眼科の症例は極々一般的な症例が殆どで、問題は有りません。しかし耳鼻科の症例、アレルギー科の症例がより複雑化しており、当院では対応限界があり、総合病院や大学病院へ早々に御紹介する事が増えて居ります。特に複数個所の医院・病院を転々とされているドクター・ショッピング症例は、確定した診断とそれに即した治療が成されているとは限りませんので、検査内容と紹介すべき目的が定まらない事も多いです。しかも他に治療している科目が多数有る場合、それぞれの近隣薬局にバラバラに行かれて居て投薬内容が重なっている事も多く、何故か当院でその事実が明るみに成り一層混迷を深めてしまう事も多々あります。

 患者さんには、「掛り付け薬局」と「掛り付け医」を作成する事を勧めて居ります。基幹となる医療体制を確定する事が、様々な周辺症状に素早くかつ迅速で確実な診断と治療を行えると考えます。時に患者様から、「その基幹になる掛り付け医に問題がある場合、どうすればいいのか。」とこれまた大変な質問を受ける事が増えて居ります。当院は自分の診断能力を鑑み、「皮膚科」と「内科(特に消化器系)」と「心療内科」は、今後も標榜する事は無いと思います。それ故、「何でも診ましょう。」といった「掛り付け医」には成らないでしょう。当院としても御願したい「掛り付け医」を検索中です。

 

緑内障・白内障・黄斑変性症から風邪・花粉症・ぜんそくまで、兵庫県川西市の眼科・アレルギー科藤原医院へ!

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