早めの受診をお勧めします。

先週は当初気温が低く、ヒノキ花粉の患者さんの出だしが悪かったですが、週末から急速に悪化し出している模様です。予想通りスギ花粉症と同じく、今年は酷かった昨年の倍程の飛散量ではないかと予想します。

 例年、ヒノキ花粉症は人数上スギ花粉症程メジャーではありませんが、症状が多岐に渡り程度が酷いのが辛い処です。その為ヒノキ花粉症の患者さんで元々重症な方は、「出来る限り可能な予防策と頓服を頼む」と言われます。帰宅後の皮膚症状や呼吸症状の増悪は厳しく、睡眠に影を落とします。睡眠が質量ともに悪化しますから、副交感神経の安定が落ち、免疫系の白血球系の機能が低下し、ホルモン系のバランスも結果として低下してしまい、人体の抵抗力全ての低下が著明になります。当院では「睡眠の質と量を改善する。」事が、アレルギー全ての疾患に極めて有用であると患者様方に訴えて居ます。ヒノキ・キク科・その他雑草系の花粉症は、なかなか発症時期がバラバラで対応出来ない事で治療のタイミングを逸してしまい、治療すべきかどうかで個人で迷っているうちに症状悪化が著しくなる傾向にあります。兎に角、「疑わしい」と思ったら、早々に診察される事を御勧めします。僅か数日の差で、受診時の診断内容の変わり様はとんでもない症例が多いものです。あれこれ思案していても、単なる結果の先延ばしでしかなく、アレルギー関係でのグズグズは悪化に火に油を注いでいるだけでしかありません。

 決断こそがアレルギー、中でも「花粉症」受診の決め手と思います。早めの受診で治療薬剤も最小限に留める事も期待出来ます。

緑内障・白内障・黄斑変性症から風邪・花粉症・ぜんそくまで、兵庫県川西市の眼科・アレルギー科藤原医院へ!

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