当院の診察

インフルエンザA型が消退して久しいですが、春の花粉症が満開です。致し方ない状態で、日々新患の依頼がありますが、事前予約無しに当日来院されるヒト達が多く、御断りする事も多く困って居ります。この時期は、従来からの問題噴出で大変困って居ります。

 それは、最近の患者に多いのですが、再診日の前日終了間際や当日開院直後に受診予約の患者から、「(予約後既に自分のスケジュールが分かっていたにもかかわらず)受診出来ないから、キャンセルする。」あるいは「症状が改善したので行かない。」といった予約の断りが直前になり起こります。従来の患者様方では、「自分達は急遽トラブルに合い、直ぐに受診したくても予約していないので、どうすべきか躊躇するのに、贅沢な話だ。」と仰られます。実際電話対応の殆どは診察中の私が職員から変わり現状の把握の上、そういった連中と直接会話しますので、常連患者さんの診察中に直接話しており、丸々患者様方は聞いて居られるのです。当院では、2日前には予約患者さんの次回予約への対策に時間を掛け検討をして居ります。よって直前のキャンセルは大変非効率です。飲食業での直前キャンセルの問題と同じく、当院では治療や解説の事前の対策に時間を割いており、誠に非効率ですし、適当にしか考えないのであれば「どうしてもと受診を希望される患者様に予約時間を回せよ。君達には予約する意味などないだろ。」と強く思います。しかも何ら連絡無く、無断で来ない、直前で来ない症例は当院では以後「出入り禁止」扱いにして居ります。

初診で薬剤の解説対処法を既に詳細に解説し薬局での二度手間を省いたり、予防対策や回避すべき事柄を詳細に解説したりしているので当院の初診の診察時間だけ(検査時間や職員の問診時間は含めない)でも10分から1時間は掛っています。割に合わない事をしています。それ故遠方から、他府県からの受診希望者も多いので、やる気の無い非常識人の適当受診は心からお断わりしたい。特に「症状改善」=「治癒」と思い込んでいるヒト達は、当院とは合いませんので、御遠慮下さい。実際3年程度はかかりますが、それぞれの花粉症の患者様方でも当院との折衝で受診回数と受診時期を調節しますと、症状の程度と受診回数、それに伴い診察料金と薬剤代金が半分以下になる事が殆どです。特に副鼻腔炎の合併を回避できると「抗生物質の内服回避」も可能になり、日本における「薬剤耐性菌の蔓延回避」に一役買いたいと思いますし、実践出来て居るとも思います。救命救急センター勤務時代に「カイワレ大根のO-157事件」に直接関与し、患者さんのベロ毒素による脳障害での瞳孔反応以上の判定に当たりましたから、また府立医大の微生物学での学位授与もあり、細菌感染の恐怖は人一倍身にしみており、抗生物質の反乱は大変問題視しているつもりです。安直な治療・何直な判断が、国費を蝕み、自分を蝕み、他人を蝕むと戒めるべきと考えます。非常識なヒト達に予約枠を駄目にされる好ましい患者様方には大変気の毒に思いますが、私の体調問題から受診患者の制限があり、これ以上は増やせません。この事も御了承賜りたく損じます。

先日、「御前が死のうと、俺の子供の鼻水が止まる事が問題だろう。」と喚いた輩が居りました。その場に居合わせた職員と患者様方が唖然として居りましたが、直後私が「であれば、私の診察継続が最優先ですね。死んでは元も子もありません。君の好みに合う医者を探せ。直ぐに退去せよ。」と反論しますと、患者様から「そうだそうだ。」と数人からエールが起こりました。そういったコミュニティーをようやく形成出来て来たと実感した次第です。世間からは批判を受ける事もあるでしょうが、SNS等で批判するのは、「匿名」での連中です。自分の「本名」を公開し、私だけでない社会そのものを批判してはどうでしょうか。あくまで「その勇気があれば」です。

 

緑内障・白内障・黄斑変性症から風邪・花粉症・ぜんそくまで、兵庫県川西市の眼科・アレルギー科藤原医院へ!

この投稿へのトラックバック

トラックバックはありません。

トラックバック URL