受験後の視力低下
連休明けは、何時も通り色々な依頼が来られます。多くが風邪引きの悪化ですが、そろそろ「スギ花粉症対策」が増えているようです。また受験が終了した新中学生の眼鏡処方が増える時期でもあります。
風邪ひき対策は、これ迄通りですが、インフルエンザに関するとそろそろB型が増え出す時期ですが、今年は予想が付きかねます。治らないという主訴であってもどの部位かにより対応がマチマチになります。さらに程度差が加わるので、患者さん個人で処方内容はかなり違います。春の花粉症(スギ・ヒノキ)が始まった患者様方は、従来通りのアレルギー治療を中心に個人対応の追加処方を行う事で今年も凌いで行けると予想していますが、昨年同様アレルギー症状の鎮静化が図れずにより強度の抗アレルギー剤をスポット処方する事も視野に入れて対処して居ります。一方誠に喜ばしい事ですが、中学受験が成功された新中学生や進学が確定した新大学生の視力矯正の悩みへの対応が目立ちます。受験間際のラストスパートで、急激な視力低下を自覚する学生さんには、先ずは「気にせず、2週間ほど好きな事をリラックスして行ってみて下さい。そうすると在る程度元に戻る事も多く、疲れが除去出来て居ないままに眼鏡処方をしてしまうと、過矯正つまり‘度数入れ過ぎ’になってしまい兼ねません。」と指導して居ります。一部には早々に進学後の塾に通うといった御子息も居られますので、春休みも戦いは続くこともあり、その為の塾での視力矯正を希望される場合は数か月内に追加矯正をする事もあり得る事を御説明し、それを前提としての眼鏡処方をする事もあります。直ぐに眼鏡が欲しい、という場合は仕方ありません。受験が成功しても大学入学決定までは気を抜けないという事でしょう。なかなか過酷です。
一部人生を掛けた受験生の眼鏡処方と合併する春の花粉症の治療を計画的に勧めて行く、当院としては大変好ましい診療がある一方、社会人・高齢者の「今になって何をしていたの」と言いたくなるような診療も多々あり、誠に残念な現実も見ざるを得ない現実を毎日展開して居ります。努力する学童の爪の垢をただ何と無く日々暮らしている大人達に煎じて遣りたいと思うこのごろです。
緑内障・白内障・黄斑変性症から風邪・花粉症・ぜんそくまで、兵庫県川西市の眼科・アレルギー科藤原医院へ!
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