事前予約の定着

 ここ1月程度で度々紛れ込んで来た問題児達について記載したいと思います。

 複数居り、一番目立つのは、受付終了間際になり「数時間前(酷い時は数週間前)に、打撲した目が今になって気になり、今から診てくれ。」と診療時間直前・直後に問い合わせをされる事が増えて居ます。直接受付に来ては、「わざわざ来たのに診ないのか。」と毒つかれる事もあります。しかも大抵は「金曜日の夜」か「土曜日」に起こります。当方としては、「今頃になって何を喚いてんだ、このヤロー。」です。予約患者様方が居られない時は、診察しますが、予約が満杯であったり、私の予定が詰っていたりする場合は、当然「御断り」します。大抵は、時間が経って臆病風に吹かれてしまい、「何かあったらどうしよう」と急に怯えての反応です。当日の受傷であれば何とか出来る事も多いですが、既に「視野障害」が生じて居たのを放置している場合、「網膜剥離」等では大学病院クラスで手術でしょうから、翌日紹介状付きで朝一番で直接受診しかありません。自宅で入院準備をしておく事しか出来ません。既に「視力消失(ブラック・アウト)」であるヒトは、この様なおっとり刀での依頼は在りませんし、気にならない事は在り得ません。視神経障害や網膜動脈閉塞では、数時間内に「失明(完全なブラック・アウト)」ですから、治せません。

 次は、「子供に関する質問ですが、・・・」と「子供電話相談室」的問い合わせが多いので困ります。それも終業間際のとんでもなく込み合い、忙しく全職員がてんてこ舞状態に限って能天気に電話を掛けて来る、「母親」達に大変な怒りを感じます。しかも「斜視・斜位、視力検査と眼鏡処方の必要性、アレルギー全般・特にアレルゲン検査や体質解説について等」急を要しない事を社会的事情を考慮する事無く自分達の都合で尋ねて来る体たらくな「おや」達が多いのには閉口します。この「おや」達に育てられる子供達は、将来、飲食店等に「ラスト・オーダー○○時」と情報誌に記載されて居たら、その「○○時」に入店しても問題無いと考える様な教育しか受けないのでしょう。日本古来の美徳「三者皆宜し」は彼らには、存在しない道徳観念なのでしょう。更に多いのは、「鼻炎の様な依頼」ですが、実際は「風邪の治療の依頼」である事でして、「何故小児科に先に行かないか。」と尋ねますと「小児科は何時も混んでるから待ち時間が苛立つ。」との事です。こちらは「予約優先」ですし、受付時間は終了している事も当方のホームページを検索すると判明する事ですが、大抵は適当な「ネット検索」で不正確な情報で電話を掛けてきたり、直接窓口に押し掛けたりされます。流行りの方法での情報収集を自分達の都合でされますが、当方は当方の流儀で対処し、かつ合法な対応をして居ります。電話で「相談を他の患者様や業務を差し置いてでも、しかも無料で相談に乗るのが当然だ。」という意識は、当方には一切通用しません。有難い事にそう言った依頼は、全て断って居りますので、昨今同じ様なタイプのヒト達は診察をしていない様です。事前選別の効果が確実に出ており、好ましい患者様方に迷惑をかけないでなるべくタイムロスを出さないで済んでいる状況を維持しています。

 直接窓口に来る連中で高齢者に多いのは、入口に記載している情報を無視しているヒト達です。この人種は何処に言っても自分達の遣りたい放題です。しかもサービス業の従事者は、風評被害を恐れるあまり「YES-Man」に成らざるを得ないのでしょうが、当院は違います。私と職員は、即時「拒否」致します。さらに冬場に近づき忙しく成りますので、安易に「仕方ないか」という対応は期待されない事です。当院の待合に居られる事前予約をされてじっと診察を待って居られ患者様方から、「輩を拒否する」対応を目の当たりにされ、「あっぱれ」という高い評価を得て居りますので、曲げるつもりはありません。常連様方と同意者の皆様方との信頼で築いてまいりましたシステムですから一層磨きを掛ける所存です。

 ついでながら、上記のヒト達は、「別に当院でなくても問題無いのです。何処でも良いのであって、たまたま当院が検索でヒットしただけです。」といった連中です。他で事足りるでしょう。

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