治療の本質

今年、台風が6月中旬頃から始まっており、従来梅雨から御盆までは比較的健康で過されて来た患者様方が不調を訴えて来院されています。色々な不定愁訴、つまり「体がダルく、元気が出ない。夏バテではないし、すっきりしない。」を中心にしつつ、「ピントが合いにくく、良好であった眼鏡が使いにくい。元々春の花粉症だけなのに、毎朝鼻水が大量に出て、鼻詰りもある。喘息の継続治療をしていても、声ガレや日中の咳は体験した事が無い。アトピー性皮膚炎の継続治療中だが、突然ジンマシンに見舞われて、痒くて痛くて直ぐ診て欲しい。」といった当医院の担当症状を合併された時期外れの主訴で予定外の来院が増えて居ます。

 問診により、従来の症状の急な出現や増悪であれば、治療薬剤の強化で軽減します。しかし体験した事の無い症状であれば、追加で大変無難な治療法を適応しています。一気に鎮静化を図ろうと闇雲に強度の治療薬を処方しますと改善の糸口が見つからないまま治療方針が迷走しかねないからです。患者様には、「我慢できる状況には早々に症状を軽減するように○○等を処方しますが、イレギュラーな状態ですから、安直に痒みが酷いから、大量ステロイドでは、リバウンドが待っているかもしれません。御本人が一番嫌って居られた事です。そのため、安眠は確保できる、在る程度症状は存在するが、辛くは無い程度から治療を開始致したいと考えます。」と御説明の上、治療開始致して居ります。患者様も治療方針の説明には慣れて居られますので、納得されますし、当面の御都合御予定(多くは、出張や期末テストや懇談会等)に合わせて個々人でアレンジ致します。治療歴と治癒歴が確定されている患者様方は、直ぐに改善されます。しかし通院歴がある方でも、症状改善のため、「連絡無しに予約時間に来なかった」とか「電話で予約に来れないと連絡があったが、その後放置して来院歴が途絶えた」という場合は、治癒状態の確認が出来て居りませんので、従来の治療が果たして正しかったという根拠に欠けます。そういった適当な患者は、「前の治療が良かった。今回も同じ様な感じ(!!??)だから、そのままの治療をしてくれ。」と大半が予約無しにやって来ては、無理やり診療枠に捻じ込めと喚かれます。この様な礼儀知らず、科学的根拠に欠ける輩には、「残念ながら治癒歴が見当たりませんし、予約無視の履歴しかありませんので、御遠慮下さい。」と追い払って居ります。適当な治療を適当にしか来院しないヒトに行うと、当院の在るべき姿が損なわれ、ひいてはそういった精神性を好まれて来院されている顧客患者様方の信用を失い兼ねませんので、好ましくないヒト達は排除して居ります。後々のトラブルを回避し、従来通り、かつ進歩して行くべき医療の在り方を守る上でも当然の選択と考えます。

 そのため、新患の患者さんには従来の通院内容の詳細を問診して居ります。窓口で私が出向いて、「お断わりするヒト」と「早々に治療を着手する顧客様」との対応の違いを感じ取って頂いた上で、新患の方々がどちらを選択されるか観察して居ります。意外と「きちんと治して欲しいから、来たんだ。」と初診で仰る方々が増えて居ります。好ましい事です。一方難しい患者さんが増えますので、診察時間が長くなりますので、予約枠が少なくなっている事も事実です。これも当然の事実でしょう。

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