自律神経失調症の症状
先週の地震から1週間経ちましたが、自律神経失調関連の症状を訴える患者さんが多々来られます。「地震後の目まい・耳鳴りが止まらない」という主訴が殆どです。
患者さんの問診で通院歴を見ますと「心療内科・婦人科」での通院が多い様です。中でも「睡眠導入剤・不安神経症治療薬」を処方されている症例が多く、更に「胃潰瘍・胃粘膜保護剤・逆流性食道炎治療薬」を併用されている方が殆どです。精神的に繊細で物事に過剰反応気味の患者さんに多い傾向で、ある程度の検査が進んだ際に、「主治医に経過と結果の記載をした紹介状を作成しますので早々の受診を御勧めします。」と解説し、不必要な通院を回避する様に心掛けて居ます。
外的要因に依り心因性疾患の多彩な症状発現であり、不必要に主治医が増える事で「船頭多くて船進まず」に成り兼ねませんので、当方は必要以上の加療を控える事が好ましいと判断して居ります。一方、他科主治医の治療が中途半端な場合は、在る程度当方で治療を追加し患者の経過を観察して今後の経過観察をする事も在ります。特に梅雨時に自律神経失調は不調になるものですから、地震という想定外の外因により急激な地盤沈下を余儀なくされてしまったと言えます。ここでも治療内容が不明ですと苦労します。
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