予防治療・事前治療の奨め

 現在春の花粉症の極期が過ぎようとしています。昨年より重症の新患さんが目立つ中、常連の患者様方は早期治療を開始されていたため、「あまり世間の騒がしさが分からなかった。」と仰っています。

 インフルエンザの予防接種と同じで、「予防接種はあくまで、本格感染した場合の重症化の回避処置である。」と認識した上で、望まれるのが望ましい事と花粉症発症の事前対策を講じておく事とは同じ発想です。アレルゲンは絶対飛散しますが、準備しておく事で「軽症化」できるという事です。当然当院でも行いますが、「スギ花粉症の舌下免疫療法」も「スギ花粉症の症状軽減が望める。」という治療法であり、「行うと誰もがスギ花粉症に二度とならない。」治療法ではありません。ここを吐き違える方があまりの多い事が嘆かわしいです。人類がそこまで卓越した科学を手にしているはずがありません。実際私の「ドライアイと気管支喘息、及び気管支炎、声帯炎」を漢方が軽減してくれては居ますが、これまでの内科と眼科主治医はだれも漢方等提案してくれませんでした。知人の医師と私が調べて自分に治験をして初めて「有効」である事が判明し、今日も継続治療を彼に処方して貰っています。しかし私の症状は現在「治癒・完治」する事は漢方をもってしてもあり得ません。これが現実です。それ故に「予防治療・事前治療」の開始を推奨するのです。完治する術が確立する為に人類は努力を継続するのは当たり前ですが、「誰かが何とかしてくれる」とボーっと餌を与えてくれるのを待つひな鳥のように呆けている患者の言い分は直ぐに叶えられるはずは在り得ません。当院の患者さんもなかなか厳しい社会批判を成されますが、「テレビの街頭インタビューなんかで、笑っちゃうのが、‘国が何とかしてくれないと’とか‘国がしっかりしないから’とか平然といってる連中が多々居るが、自分が議員になって’この国を何とかしろよ‘と思いますわ。」と仰る事が度々あります。その方々は「自分も何もできないが、国民の義務として必ず’選挙‘に行くし、街頭演説も時々聞いて判断してますよ。自分達が選出した議員の悪口を言うという事は、’自分達が見る目が無かった‘事の証明ですから。」と苦笑されています。現実はこういうものでしょう。

 国民性の問題以上に、自分の独立性の確立が他人事のように喋るヒト達が多いのに驚かされます。一億総批評家の様な振る舞いがこの国の現状でしょう。その反面、困難に直面した際、「誰かが、可哀そうな自分の為に尽力してくれる。」と何の疑いも無く信じている、或いは当然の事実として感じているヒト達には私の様な人間は鬱陶しいだけでしょうが。単なるスギ花粉症の治療だけでも世相を切る事になるのでしょう。

緑内障・白内障・黄斑変性症から風邪・花粉症・ぜんそくまで、兵庫県川西市の眼科・アレルギー科藤原医院へ!

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