自律神経系障害とアトピー障害の混在
今年の花粉症は遅れてやって来ましたが、その力は相当強いです。目鼻の症状以外に、「皮膚・耳が痒い、咳が出る、喉が痛い・渇きが酷い、耳鳴りがする、メマイがある」といった当院に依頼が多い、自律神経系障害とアトピー障害が混在している症例が多々居らっしゃいます。
どんな疾患でも共通する事でしょうが、「如何に早く事態を認識し、受診するか。受診時に、現状(現病歴)を把握しそれを医療従事者に正確に伝えるか。」が最重要です。前回、「問診を丁寧に細かく記載する事が理解できない医療従事者(看護士・介護士)」について記載しましたが、まさに彼等の意識にはこういった事柄は見当たらない様です。先週も今週も同じ様な職種の同じ様な新患が、「兎に角診てくれよ。」といった態度で来院して来ます。が、「予約患者中心かつ当日予約枠ほぼ無し」という説明で御断りしています。逆に極一般の患者様方は、当方にきちんと礼を尽くされて参られる方々が殆どですので、出来る限り受診を受ける様にして居ります。自分達の於かれている立場を理解せずに、「何とかしろ」とは、フザケテ居ります。本来医療業界に身を置かない一般の方々が、無自覚無理解で在る事は責められない事が殆どですが、当院に受診希望される患者様は事前に色々調べて居られる様です。また昨今、患者様も「医療機関との良好な関係を如何に作るか」といったノウハウをネット等で検索されて居られる様です。そういった患者様方から、「こちらは筋を通す事が、何より大切と聞き及んでいます。その態度は自分には大変好ましい事であり、一般論とは別に今後も貫かれて頂きたい。」という言葉を頂く事が多いです。皆さん、医療機関に「ヨイショ」される事に、辟易しているからでしょうか。当院は私の体調が今少し良ければ、色々なヒトも受け入れてもいいのですが、私の主治医連中から、「無理して診察はしないでくれ。次回入院したら、色々な意味で命の保証はしかねる。」と厳しく忠告されていますので、つまりは控える事が常連様と当院の利害関係者御一同に迷惑が掛らない事になります。
受付時間外でやって来て、「わざわざ来たのに、診れないとは何様だ。」とわめかれる事が現在も花粉の時期には在りますが、相当数は減りました。しかし以前も同じ事をして受付自体門前払いしたのに数年経ってまた来ては、同じ様に凄む馬鹿が稀に居ます。この様なヒトは、国が対応して欲しいと思います。彼等が好ましい、「良き納税者」で在るのでしょうか。常識に欠けるヒト達は、とても北欧の政策である、「重税は教育の充実の為、教育は良き納税者を作る基礎。良き納税者こそが麗しい福祉を享受する権利を有する。」とかけ離れた種族と言えます。日本の悲哀を感じます。
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