年末の診療の在り方

とうとう今年もあと一カ月になりました。押し迫った中、季節変動性障害気温変動性障害の患者さんが例年になく多く、新患が絶えません。現在も冬を迎え一層増悪して居ります。年末になり、休診日が連続する事が社会的に明らかであるにも拘わらず、昨年以前も間際になって焦り出すヒト達の受診が急増しますのでその対応が迫られます。

 既に定期の再診日が決まって居られる患者様が随分居られますので、予約枠はかなり制限されます。しかも電話での問い合わせで大半が「数ヶ月前から症状があり、放置してきた。」というヒト達でして、ある意味緊急性が十分あるとは言い切れません。これまで放置してきて、世間のスケジュールで誰もが人手と時間が切迫している中、「状況を読め。わざわざこの時期に能天気にやって来るな。常識で考えろ。」と成る事必至です。しかも統計上この様なヒト達は、症状が改善すると根治・治癒宣言を無視して再診予約を無断で無視し「来ません」。大変迷惑なヒト達ですので、敢えて診察を受ける謂れは在りません。再診予約の枠を常連患者さんに提供したいのにゴリ押しして来るヤカラに乱されるのですから、当方はたまったものではありません。それ故、「予約中止」にしたのです。

 今年は年末の対応を慎重に考える予定です。誰でもかれでも診察を受ける事は御遠慮願う事も想定して居ります。自分が自己都合で人の愛情を踏みにじる行為が横行する中、予約枠を潰すのですから、当院の経営にも拘わります。飲食業界も無断予約無視行為に対し、ネットワークで「ブラック客」の依頼を断るシステムも活動して居りますので、医療業界も同様の対応でも構わないと言えます。ましてや診察を受けていない場合、再診自体がありませんので、何ら謂れは在りません。この考えは特に変更する予定は御座いません。

緑内障・白内障・黄斑変性症から風邪・花粉症・ぜんそくまで、兵庫県川西市の眼科・アレルギー科藤原医院へ!

この投稿へのトラックバック

トラックバックはありません。

トラックバック URL