ドライ対策・紫外線対策の必要性

秋になり、乾燥眼の対策を希望される方が今年も増えて来ました。所謂ドライアイは、紫外線の地表到達が増加する時期には対策を講じておいた方が良いと考えます。同じくドライスキンやアトピー性皮膚炎の乾燥タイプの方にも勧めます。

 は角膜と結膜の表面を覆う、生体の水分膜です。これにより光屈折が安定し視力矯正が円滑に行え、視力が確保出来ます。また角膜や結膜を外敵(虫・埃等の異物)の攻撃を制御しますし、中でも紫外線による角膜上皮障害の回避は必須です。紫外線は日焼けによる皮膚癌の発症以外に、白内障の原因や秋以降のシミそばかすに直接影響します。そのため眼表面から網膜までの紫外線到達事態を軽減する事が、皮膚から分化した臓器である水晶体・皮膚その物を正常に維持する事になります。その為にも地表への紫外線到達量が増加しだす5月の連休前には対策を始めるのが望ましいでしょう。気象予報士がTVで話して居りましたが、「日本国内の晴が多いのは4から5月と9から10月です。空気中の水蒸気が少なくなり、カラットした過し易い天気になりますから、曇りが減ります。しかし夏になりますと湿度が上がりますから夕立や通り雨も多くなり、快晴では無くなります。この時期は気温が上がりますが、紫外線は雲に遮られて五月晴れや秋晴れに比べて減少します。」とどの局でも解説しています。患者さんの主婦の方々に尋ねましても「そうかも知れません。でも殆ど聞き流しています。」という返答しかありません。事実この情報を的確に反映しますと4月下旬から5月にかけて紫外線対策を講じる事が自然です。当院の主婦の患者さんも涙液補充剤と保湿剤や内服を開始していて、「昨年のゴールデンウィーク前から紫外線対策を始めたから、昨年の秋以降例年悩まされていたドライアイとドライスキンやシミそばかすといった皮膚の色素沈着が大きく減って、主婦として大変有難い。毎日少しの対策でアトピーも改善し、視力障害や眼障害も無く大変気楽だ。なにより基礎化粧品の使用量が激減している。」と仰られます。アトピー性皮膚炎と乾燥皮膚で常々治療を余儀なくされている私は、この予防治療を10年以上皮膚科主治医と行い何とか見た目ではアトピー性皮膚炎とは分からない状態に維持して来ました。患者さんにも同じ方法を処方しているだけですが、原点は紫外線予防です。紫外線による細胞の劣化と防ぐ事が目的ですから、抗加齢対策です。アンチエイジングとは考えません、若返りではなく、「年相応の変化を肯定しつつ、なるべく手を尽くし悪化する事を防ぐ」医療です。

 正しい食事は当然ですが、日常のストレスは現代人にとって甚大です。事実今年は新年早々の片頭痛・めまい・耳鳴り等が途切れることなく来院されています。仕事以外のストレスも人類が対応しきれない勢いで増大しているからで、眼症状・皮膚症状の一つである「ドライ対策・紫外線対策」に少し気を使ってみる事でかなりのストレス軽減に寄与すると考えます。

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