感覚器官を診察するには信頼関係と冷静で確実な状況把握が大事
ここ2週間前から「低気圧性自律神経障害」が特に目立つように成って居ります。「めまい・耳鳴り・過呼吸・咳・視力調節不全等」様々な症状を訴えて来院されて居ります。
雨になる数日前から受診予約の電話が頻繁に鳴ります。ここ数年来の傾向ではありますが、職員達は「近々雨やね。」と御互い交わす「予報」状態に成って居ります。常連の患者様方の状態は分かって居りますので、電話受付と同時に「主訴:状態把握」は直ぐに成立し、患者さんの日常の都合も把握できて居り一番早い予約時間も自ずと決まる様に成って居ります。当院では事前に「予防薬と頓服」を処方して居りますが、梅雨や晩秋の気候変動には耐えられない事も多々あり、患者様毎のカルテに問診を通じての内容把握が詰って居りますので、対応は早くに可能です。これも定期通院と着実な日々の問診の充実による処が大きいと思われます。実際学校行事で不要かもしれない「酔い止め」等を保護者の方々が「どんな事があるか分からないから、取り敢えずカバンに入れておかす」事を実践されていた為、突然の豪雨に遭遇した際に「予防薬」を御子さんが早々に内服し、大事に至らなかったという報告は通常再診で度々されます。つまり再診の問診で、この事実が明らかになり、保護者と御本人から「予防薬の補充を希望する」という報告が診察前にきちんと成されるからです。
信頼関係も大事ですが、冷静で確実な状況把握が常に淡々と行われる事が、感覚器官を診察する「眼科・耳鼻咽喉科・アレルギー科」には不可欠だと日々実感します。また継続診察に来院される患者様方とその保護者・関係者各位におかれましては、当院の変わらぬ診察診療方針を肯定され御協力頂く事で、正確かつ迅速な診断治療を御提供出来る状態に成って来ていると思われます。私としてはまだまだ改善の余地があると思いますが、現在の評価としては「そこそこ」というところまでは来たと感じます。これからも「問診の充実」と「予約診療中心」を一層深めて行くつもりです。初診の患者さんに関しましては、前述致しましたノウハウは御座いませんので通常診療しか期待されない様に御願します。ヒトによっては「何でも出来る」と聞き及んで来られる方が居られますが、当院での対応が不可能と判断した際は、これまで通り受付で、「うちでは無理。他に行って下さい。そもそも事前の相談電話も無く受け付けられるとは決めつけないで下さい。」とお断わりすると覆います。そこは互いに大人の対応を御願致します。
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