常連様第一主義、職員第一主義

 患者様方から、「最近、アレルギーの話が多いが、眼科についてはどうなのか。」というブログへの反応をよくお聞きします。確かに本日もスギ花粉症がほぼスタートした事を御伝えする予定でした。耳鼻咽喉科・アレルギー科と眼科について記載致します。

 天気予報でも告知されて居ますが、恐らく「2月20日頃、近畿圏にスギ花粉の飛散がみられる。」と言われています。その為か、当院でのキャンペーンが功を奏しているのか、今年は昨年以上に、「予防対策の来院数」が既に昨年の3月並みに成っています。しかも副鼻腔炎の合併に至っていない状況、また皮膚アレルギーの反応前に来院されて居られます。この為昨年までの実績が全て有効で、昨年までの「対象となる花粉の飛散終了状況」に類する治療のみの開始で対応しています。恐らくその様な予防対策を講じられた患者様方は、「極めて軽症、かつ付随する症状(副鼻腔炎発症・中耳炎合併・皮膚アレルギー合併・眼アレルギーの増悪等)の軽減或いは無発症」のまま春の花粉症(スギ・ヒノキ)が終息してしまう事も予想されます。これによりかなりの患者様から頂きました「スギ花粉症の舌下免疫療法」を敢えて行う必要が軽減する状況を作れそうです。やはり当院受診を複数年(恐らくは3年程度)継続される事で、最初の1から2年の治療歴で各患者様が他の体質・反応等が把握でき、かつ3年目は昨年度の治療で実績が出て居りますから一層シンプルな治療開始で対策が立てられます。この事で治療費全般、通院回数と処方箋薬剤料金の減額は当然です。社会的貢献にも寄与しますし、特に受験生には好ましい状況を御呈示出来ます。残念ながら今年受験で受診が初めて、という学生さんや児童に関しましては、通常の対策は講じる事は出来ますが、これ迄3年程度受診され過去のデータを残されて来た受験対策に照準を合わせて来られた教育熱心な御家庭のお子様方への対処は期待できませんので、悪しからず。受診経験無しに、同じ様な事を今直ぐしろ、と捻じ込んでくる父兄は大抵理解力に欠けますし、当院の方針には合いません。中には「大変な状況を考えろ。正論言うな。」等と昨年喚いた父兄が数人居ましたが、彼等の様な人種が日本という国家を腐食させており、所謂モンスター・ペアレンツ、モンスター・ペイシェンツに成って居ります。社会迷惑その物ですが、当院では予め御受けするとは限らないので院内の雰囲気は常に良好です。患者様から御指摘されますが、「無理が通れば道理引っ込む、はこの医院には無関係ですね。」と言う事が当院のセールスポイントと言えます。常連様第一主義、職員第一主義です。

 次に眼科のトピックスですが、ここ数年安直な「安値の統一価格の眼鏡チェーン」で処方された眼鏡による、「頸肩腕症候群・腰痛症・片頭痛・めまい・耳鳴症・自律神経障害・不眠症・心療内科的障害」を併発している症例がかなり増えているのではないかという統計が出ています。大抵は「過矯正」ですが、次に目立つのは眼鏡の「瞳孔間距離」の不適切作成です。多くは使用者の希望する距離での焦点に比較し、「瞳孔間距離」が「狭く」眼鏡作成をされていますが、中には希望焦点距離を考慮しなくても作成決定した論拠が不明な「瞳孔間距離」が「広すぎる」症例も居られます。これは大変です。ヒトは両眼の内寄せは可能ですが、両眼を意図的に外向きにする(開散と言います)事は日常活動において全く無意味な事であり、全く不可能です。外斜視の方はべつで、むしろ内寄せ(輻輳と言います)が出来ない為、立体視が出来ず難渋されています。つまり眼鏡処方では実際の瞳孔間距離よりも広く設定する事は有りません。よく患者さんの依頼で、作成された店舗に新たな「眼鏡処方箋」を作成し、再作成の依頼を致します。中には「自分達が作成した眼鏡で問題無い。この目医者(私)が間違っている。」と再作成を拒否された症例も居られますが、その様な場合は最寄りの保健所に御相談下さい。直ちに保健所の職員さんが適切に活動されます。これ迄2件この様な事がありましたが、速やかに店舗側の謝罪と共に適切な眼鏡再作成を完了されています。作成された眼鏡が適切かどうかは、眼科で実際の眼鏡を持参して検査する事を御勧めします。その為、眼科での眼鏡処方箋作成が好ましいと思います。

緑内障・白内障・黄斑変性症から風邪・花粉症・ぜんそくまで、兵庫県川西市の眼科・アレルギー科藤原医院へ!

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