治療が深刻化する患者さん方が増えています

 今年も残す処3カ月になりました。今もって台風(低気圧)の影響を受け続ける患者さんと向き合っています。なかなか今年も好ましい結果が全ての症例に対して出せないでいる事がもどかしいです。

 9月下旬になっても夏風邪様症状を訴える患者さん達が減りません。しかもその状態に秋の花粉症が合併し、治療が深刻化する患者さん方が増えています。次に寝汗が酷くなかなか秋になっても治まらず、アトピー性皮膚炎・風邪症状・喘息等が他施設で治療していても改善せず、当院へ治療を依頼される患者さん方が減りません。ここにアレルギー症状としての眼症状がミックスされますから、初診時には何処から切り崩すのが最短治療になるかの見極めが厳しいです。しかも大半が7月頃からの発症で、当院受診まで1カ所以上の医院を渡り歩いておられ、経過期間が1月以上の慢性状態での症状が雪ダルマ式に増えて行く状況にある方々ばかりです。実際過去の通院歴における治療内容はほぼほぼ問題が無く、むしろ患者さんの主訴のみに対処する治療のみである事が問題に成っている様でした。直ぐに結果が出るのは、複数の症状を全体として把握すると症状の関連性が見られます。これにより患者さんの多くが、何か一つの発症原因から徐々に玉突き状態で症状が増加し、その症状が増悪していると推測されるものです。純粋に複数の疾患が絡み合い、何時の間にか予想だにしていなかった二次性変化を遂げて直ぐには判断しかねる新たな症状に移行する症例は、むしろ稀です。この様な症例では2カ月近く改善しないままであれば、弱小の当院では対処は困難であり、適宜対応可能な施設に直ぐに紹介して居ります。実際紹介先の病院でも「判断しかねるので、○○大学病院の△△教授の外来に紹介しました。」と言った御返答を頂く事もまま在ります。更なる紹介先からの御返答で、医師国試の勉強で聞いた事がある稀有な症候群であったり、別疾患が内科・婦人科的にベースにありその疾患からの派生症状で有る事が、採血や画像診断(X線写真・CT・MRI等)で明白に成った症例も少数ですが見られます。高齢者の場合、ここにガンが含まれますので、考えもしなかった基礎疾患の二次症状である事も想定に含む必要があります。

 最近は、当院に医師や患者さんの紹介で来られる新患の方々に対して、長時間に渡る問診を行いましても怒りだされたり、文句を言われたりする事が無くなりました。その多くは「紹介者から聞いてはいましたが、これ程色々問診されるとは思いませんでした。丁寧ですね。ちなみにこれから検査・診察ですね。予約診療で無いと対応出来ませんね。」と職員が労を労われる事も稀ではありません。同じ事を繰り返し行ってきた事の意味が深まって来ています。しかしこの調子で行くと、冬場の混乱はどうなるものかと大変恐ろしく成る事も事実です。

緑内障・白内障・黄斑変性症から風邪・花粉症・ぜんそくまで、兵庫県川西市の眼科・アレルギー科藤原医院へ!

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